修二と彰、Kitty GYM、The MONSTERS…山下智久の「参加ユニット」は必ずヒットする!?の画像
修二と彰、Kitty GYM、The MONSTERS…山下智久の「参加ユニット」は必ずヒットする!?の画像

 山下智久が主演する月9ドラマ『コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~』(フジテレビ系)の第3シーズンが放送開始され、初回視聴率が16.3%という好スタートを切った。『コード・ブルー』シリーズのおよそ7年ぶりの新作ということもあり、視聴者の期待はかなり高いようだ。

 山下は、ジャニーズでも珍しいソロ歌手である。2003年にNEWSとして歌手デビューしたが、11年の脱退後はソロに転身。コンサートでの観客動員も安定している。

 実は山下は、ソロとしてはもちろん、NEWSでも、期間限定で結成したユニットでも、いずれもセールスチャートの首位をゲットしている。これまで山下が参加した限定ユニットは全部で4つ。「Kitty GYM」、「The MONSTERS」、「修二と彰」、「亀と山P」だ。山下は、これらの名義でリリースした楽曲を、すべてヒットさせていることになる。

 06年に誕生した期間限定の「Kitty GYM」は、山下を中心に、タイで大人気だった兄弟のアイドルデュオGOLF&MIKE(GYM)と、ジャニーズJr.内ユニットのKitty(Kis-My-Ft2北山宏光、Hey!Say!JUMP伊野尾慧&八乙女光、A.B.C-Z戸塚祥太)が合体した国際派ユニットだった。

 06年8月30日に発売されたデビューシングル『フィーバーとフューチャー』は、フジテレビ系「女子バレーボール ワールドグランプリ2006」のイメージソングに起用され、発売初週で22万6000枚を売り上げた。日本ではほぼ無名のタイ人アイドルとJr.とのユニットがここまで売れたのは、やはり山下の人気があればこそだろう。

 12年に放送されたドラマ『MONSTERS』(TBS系)での共演がきっかけとなって、SMAP時代の香取慎吾と組んだユニットが「The MONSTERS」だ。ドラマタイトルと同名の主題歌は、二人で作詞。ドラマの世界観を忠実に再現した曲で、同年11月28日に発売されると、オリコン売り上げランキングの週間、デイリーともに1位を獲得。累計20万枚以上を売り上げた。このユニットがきっかけで、山下はライブツアーの演出を香取に依頼するほど、親交を深めた。

 そして、山下のユニットの中でも一番有名なのが、05年に誕生した「修二と彰」だろう。これは、同年放送されたドラマ『野ブタ。をプロデュース』(日本テレビ系)でダブル主演を務めた、当時まだ歌手デビュー前のKAT-TUN亀梨和也と山下によるユニット。劇中で亀梨が演じた桐谷修二、山下が演じた草野彰の役名から名づけられた。亀梨にとっては、グループよりも先となるCDデビュー曲となった『青春アミーゴ』は、山下人気とも相まって、累計162万6000枚をセールス。亀梨はいきなりミリオンヒットシンガーになった。

 修二と彰からちょうど12年たった今年、亀梨と山下のゴールデンコンビが、再びユニットを結成。二人は、今年4月から放送されたドラマ『ボク、運命の人です。』(日本テレビ系)で12年ぶりに共演し、主題歌『背中越しのチャンス』を「亀と山P」としてリリースした。発売日は5月17日だったが、発売前日の16日時点で、オリコンヒットチャートランキングのトップがほぼ確定するというフィーバーぶり。予約枚数だけで10万枚を上回り、初回限定盤は、発売日当日に早くも売り切れ店が続出したという。

 月9の主演俳優としても、歌手としても、才能を発揮する山下智久。これからもグループの枠にとらわれることなく、斬新なユニットでの活動を期待したい。

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