全国美味探訪!47都道府県ご当地ラーメン一挙紹介(週刊大衆4月16日号)の画像
全国美味探訪!47都道府県ご当地ラーメン一挙紹介(週刊大衆4月16日号)の画像

 日本人の国民食と言っても過言ではないラーメン。高い人気を背景に、全国各地で次々にユニークなご当地ラーメンが誕生している。

「近年は町おこしの一環としてご当地ラーメンに取り組む地方が急増中。伝統の味に斬新な試みが加わって百花繚乱の賑やかさです」こう解説するのは、本誌人気連載『極うま麺』でおなじみのフードジャーナリスト、はんつ遠藤氏。

「南北に長い日本列島は、北から南までローカル色豊かなラーメンが楽しめます。寒冷な北海道で、熱々の味噌スープにラード(豚の脂)を加えた味噌ラーメンが生まれたのも納得です。麺の太さが北から南に向かうにつれて細くなっていく傾向があるのも面白いですね」

 東京、大阪など大都市では各地のラーメンを味わうことができるが、やはり、ご当地ラーメンは現地で食べるのが一番うまい!というわけで、さっそく全国47都道府県のご当地ラーメンを食べ歩くことにしよう。

 さて、ご当地ラーメンといっても、ベースにあるのは味噌、醤油、豚骨、塩の“4大ラーメン”。そのバリエーションから、多彩な味が生まれるのだ。

 まずは、北の大地から生まれた味噌ラーメン。同じ北海道でも、札幌の味噌、旭川の醤油、函館の塩といった具合に、それぞれの街を代表するラーメンがあるが、オリジナリティという意味では、札幌の味噌ラーメンに軍配が上がる。

「札幌『味の三平』が味噌ラーメンの元祖とされています。熱々のスープが冷めないよう、ラードの層でスープを覆っているのが特徴で、麺は極太麺が標準。スープは豚骨、魚介、野菜など店ごとに工夫を凝らしています」(グルメ誌記者)

 コーンやバターをトッピングすれば、北海道らしさを満喫できること請け合い。同じ味噌ラーメンで、根強いファンが多いのが仙台ラーメン。

「大豆を長期間発酵させた風味豊かな仙台味噌を使用しており、レンゲに乗せた辛味噌を溶かして味を調整する『味よし』は人気店のひとつ。他にも優しい味の白味噌を使った店や、黒、赤、白の三種の味噌を選べる店もある。仙台は、伊達政宗公の時代から味噌が特産品ですから」(前同)

 -この記事の続きは4月2日発売の週刊大衆4月16日号にてご確認ください!

https://youtu.be/wRyCPQ5kLkU

本日の新着記事を読む