最近の私は絶好調です! 高松宮記念でレッツゴードンキ本命でナックビーナスを拾って、3連複を的中させてから、重賞6週連続当たっているんです。自分なりにうまく当てるコツをつかんだのも大きいかも。それは「テンションを上げて予想すること」。調教予想をしていると、「時計いっぱい見て疲れない?」と聞かれるんですが、理系ということもあって数字を見ることは全然苦じゃない。というよりも、半分仕事、半分趣味という状況を楽しんでいます。
■カフェで新聞を広げて予想
だけど家でジッと新聞を見ていると、どうしても疲れが溜まってきちゃう。そこで編み出したのが、カフェで新聞を広げて予想すること。何それと思うじゃないですか。だけど、気持ちに余裕があって前向きになれる環境で予想するほうが競馬は当たるんですよ。スタバで競馬新聞広げていますが、その時間の自分はいい女だと信じているので(笑)。
■高松宮記念の1週前追い切りが凄かったレッツゴードンキ
それではヴィクトリアマイルを予想します。まず気になったのがレッツゴードンキ。この馬は調教とレースの結果が強く直結するタイプ。ビックリしたのは前走高松宮記念の1週前追い切り。坂路3ハロン44.2という自己ベストを記録したんです。6歳牝馬で普通は考えられません。結果は2着。ここに来て本当に状態が良いんだと思います。今回の鍵は、前走以上はありえないので、その状態をキープできているかどうか。直前追いで加速ラップだったら積極的に買うことをオススメします。
■アドマイヤリードは坂路とCWの併用調教に戻すかも
もう1頭が去年の勝ち馬であるアドマイヤリード。この馬が勝っているときは、1週前が坂路調教で、直前にCWで追われていたんです。だけど、去年勝って以来CWには入れないで、坂路調教ばかり。何か意図はあるんだろうけど……。その効果か、前走の阪神牝馬Sはいつもより前で競馬ができていました。ここって勝負のときは、きっと坂路とCWの併用調教に戻してくるはずなので、調教欄を見て確認してください。
■誰でも分かる調教予想のポイント
最後に誰でも分かる調教予想のポイントについてお話したいと思います。実はシンプルで、暗号のように覚えてください。「栗東、坂路、加速ラップ」 今、一番好きな言葉です。
ヴィクトリアマイルは東京のマイル戦ということで、調教とは単純に直結しにくいコース設定なので、複雑になってしまいます。ですが、たとえば京都ダートの短距離戦とかは、加速ラップを見つけたら勝ったも同然。しかも、その馬が人気薄だったら「キター!」って感じで、カフェでテンションは上がります。全然イイ女風になれない(汗)。
私の本命は、2頭で迷ったけど、今のところアドマイヤリード! もちろん調教も要チェックです。
天童なこ(てんどう・なこ)1992年12月10日生まれ。愛知県出身T160。趣味/競馬。ツイッター @tendonako。競馬ファン歴13年。予想は調教重視。