ダウンタウン
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 今年も残すところ3か月。この時期になると例年、年末年始特番が動き出す。『NHK紅白歌合戦』とともに大みそかの恒例特番『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 絶対に笑ってはいけないシリーズ』(日本テレビ系)に今年、とんでもない大物が登場する可能性があるというのだ。

 その“とんでもない大物”とは、日本大学の田中英寿理事長および、山根明日本ボクシング連盟元会長である。

「今年の前半、ワイドショーの話題は日大アメフト部の悪質タックルの問題と、日本ボクシング連盟の助成金不正流用や不正判定疑惑の問題に終始しました。田中理事長と山根元会長が実は親密な関係にあることが発覚し、ネットなどは“新アンガールズ結成か!?”と大いに盛り上がりました。そんな二人に『笑ってはいけない』のオファーを出したという噂があるんです」(放送作家)

 今さら説明するまでもないが、アンガールズとは、“キモい”面白さがウリの山根良顕(42)と田中卓志(42)によるお笑いコンビ。たまたまお騒がせコンビの姓がアンガールズの二人と同一だったため、田中理事長と山根元会長は、「闇のアンガールズ」「ブラックアンガールズ」などといじられることになったのだ。

 もっとも、元祖アンガールズの田中は、お騒がせコンビが「ブラックアンガールズ」ともてはやされることに迷惑顔。だが「ブラックアンガールズ」がもし本当に結成されれば、インパクトは絶大だ。

「ガキ使スタッフは、冗談ではなくガチで二人にオファーを出そうとしているとも聞こえてきます。もちろん、実現する可能性は高くはないでしょうが……」(前出の放送作家)

 ハードルが低いのは山根元会長だろう。「歴史の男」「カリスマ」を自称する山根氏が、相当の「出たがり」であることは、騒動時のワイドショーへの対応ぶりですでに証明されている。

「日本ボクシング連盟会長の肩書きがなくなって自由に動ける立場になったことがプラスです。出演すれば高額なギャラも出るだろうし、イメージアップにもつながる。すでに山根元会長は関西ではバラエティ番組に出演しており、失うものはほぼない。『笑ってはいけない』のオファーを受ける可能性は限りなく100%に近いと思います。問題は日大の田中理事長。まだ、現役の理事長をやめる気はなさそうだし、お笑い番組への出演はあまりにもリスクが大きすぎる。それに、田中理事長は極端なマスコミ嫌い。日大アメフト部の事件では、学生から学長まで、いろいろな人物が記者会見しましたが、田中理事長だけは終始逃げ回っていました。そんな人物が、お笑い番組はおろか、テレビカメラの前にのこのこ姿を現すはずはありませんから……」(前同)

 だが、ここにきてこんな話も聞こえてくる。

「日大水泳部が26日に会見を開き、部内で3年生が2年生に対し暴力行為を行なっていたことを謝罪しました。悪質タックル事件の影響でただでさえ世間のイメージを下げたところに新たな事件ですから、実は来年の日大入学志願者が激減しそうだという見方があるそうなんです。このままいくと億単位での損害は必至。そこで田中理事長が、ダウンタウンと『笑ってはいけない』の力を借りて、イメージアップを図ろうとする可能性が出てきているというんです」(日大関係者)

 ひとりなら「ブラックアンガールズ」とはならない。仰天の大みそか結成がありうるのだろうか……!?

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