宮迫博之(雨上がり決死隊)
宮迫博之(雨上がり決死隊)

 2018年3月に『バイキング』(フジテレビ系)の金曜MCを降板した雨上がり決死隊。17年8月に宮迫博之の不倫疑惑が報じられた際には、宮迫が『バイキング』生放送で釈明し、注目を集めた。そして、18年8月28日に放送されたラジオ『アッパレやってまーす!』(MBSラジオ)で、宮迫は『バイキング』の降板理由を明かした。

 宮迫は「しんどいから辞めた」「ニュースとかいうよりも、人のことをとやかく言うの、俺、昔から嫌い。人の噂話とか」と告白。そもそも宮迫は「臆測でそういう人のこと言うてあげんな」と思う性格なので、スキャンダルを扱う情報番組のMCには向いてなかったと、自身を振り返っていた。

 芸能人にとって、レギュラー番組は大切なものだ。しかし、宮迫以外にも、さまざまな事情で番組を降板した芸能人がいる。

 演出家でタレントのテリー伊藤は、コメンテーターを務めていた『スッキリ!!』(日本テレビ系)を15年3月に降板。番組スタート時から9年間レギュラーとして出演していたテリーだが、当時65歳という年齢もあり、「他にやりたいことができた」という理由で降板を申し出たという。

 俳優の石坂浩二は、16年4月、『開運!なんでも鑑定団』(テレビ東京系)を降板。石坂は、20年以上も同番組の司会を務めていたが、ある時期から編集で石坂のコメントがほとんどカットされているという疑惑や、チーフプロデューサーとの確執など、一部メディアで報じられて注目を集めた。報道について、テレビ東京は「事実ではない」と否定しており、石坂も多くを語らなかったため、降板理由は「番組刷新のため」ということになっている。

 生放送の途中で、自ら降板を宣言したのは、浅草キッド水道橋博士。13年6月15日に放送された『たかじんNOマネー』(テレビ大阪)の生放送中、当時、大阪市長を務めていた橋下徹氏が「小金稼ぎのコメンテーター」という発言をした。これに対し、博士は「橋下さんが小金稼ぎと言ったので、今日で番組を降ろさせていただきます」「三年間、ありがとうございました」と怒りを示し、番組の途中で退席してしまった。しかしその後、博士は途中退席について、自身のツイッターで「かって本人がサンジャポの生放送でやったことをやった」と、橋下氏が弁護士時代に『サンデー・ジャポン』(TBS系)の放送中に降板を発表したことがあり、そのパロディだったと明かした。 

 降板事情も十人十色。降板というとどうしてもネガティブな印象が強いが、それぞれが現在もテレビで活躍しているところを見ると、降板によって、また新たなスタートが切れたとも言える!?

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