今年3月に約30年間続いた『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)が終了し、コンビでのレギュラー番組がゼロになったとんねるず。10月18日発売の『女性セブン』(小学館)では2人の現況を伝えており、木梨憲武(56)が石橋貴明(56)が社長を務める2人の事務所の取締役を6月に降りたと報じた。
同誌では、木梨が自身が所有する、妻で女優の安田成美(51)が所属している別事務所へ移籍し、夫婦で独立するのではないかと案じる関係者のコメントも掲載している。
「木梨はラジオ番組『土曜朝6時 木梨の会。』(TBSラジオ)で、“石橋さんとも話して、ライブやろうかな”と明かしていましたし、4月の『週刊ポスト』(小学館)のインタビューでも“石橋のことを信頼している”と語っています。ですので、すぐのコンビ解散はないと思いますが……」(スポーツ紙記者)
とはいえ、石橋のレギュラー番組は4月開始の新番組『石橋貴明のたいむとんねる』(フジテレビ系)1本、木梨は前出のラジオ番組のみと、活動の場を失いつつあるとんねるず。売れっ子芸人の座からは半ばリタイヤしたようにも見えるが……。
「木梨はタレント業だけでなくアーティストとしても活躍しています。2020年までに国内14か所で展示会を予定していたりと評価も高いです。そんな木梨のアーティスト活動をサポートするのが妻の安田なんです。安田はアートのプロデューサーとして木梨にアドバイスするなど内側から夫を支えています。木梨の展示会の際には、打ち合わせから同席。作品のタイトルづけから、展示会での配置に至るまで、彼女が仕切っているといいます。安田は心底、木梨の才能に惚れ込んでいるようで、とことん内から夫に尽くす覚悟のようですよ」(前同)
一方、石橋・鈴木保奈美(52)夫妻はどうか。前出の記者が続ける。
「10月クールの月9ドラマ『SUITS/スーツ』(フジテレビ系)に出演している鈴木ですが、『東京ラブストーリー』以来、27年ぶりの織田裕二(50)との共演ということでその待遇は破格。『東ラブ』コンビでトレンディードラマ最盛期の視聴率を狙いたいフジテレビは、1話あたり300万円のギャラで鈴木にオファーをかけたと聞いています」
鈴木と織田の共演で注目を集め、同ドラマは初回平均視聴率14.2%と好スタート。10月23日放送の第3話まで10%超えの高視聴率をキープしている。
「その他、鈴木はBSでも、10月7日スタートのドラマ『主婦カツ!』(NHKBSプレミアム)にも主演。前クールの『愛してたって、秘密はある。』(日本テレビ系)にも出ていましたから、ここに来て、立て続けに連ドラ出演をしています。すでに充分裕福であろう石橋家ですから、家計を支えるというより、石橋貴明の嫁として、彼女が外に出て、夫が社長を務める事務所の存在感をテレビ界、芸能界でキープするという意味合いがあるのかもしれませんね」(前同)
11月で52歳となる安田成美と、8月で52歳になった鈴木保奈美。同級生でもある2人は、内と外、それぞれのかたちでとんねるずを支えているようだ。