平成が終わり、5月1日から新しい元号「令和」になった。そこで今回は、女子アナの平成の歴史を、改めて振り返る!
第4次女子アナブーム(2011年~現在)
■「Early Morning」が大ブレイク
中野美奈子(元フジテレビ/02年入社)
加藤綾子(元フジテレビ/08年入社)
生野陽子(フジテレビ/07年入社)
女子アナユニットの中で、一番成功を収めたのは、2008年に高島彩アナ、中野美奈子アナ、生野陽子アナの3 人で結成した「Early Morning」(アーリーモーニング)。2009年にリリースしたシングル『かみさまでもえらべない。』がオリコンチャート4位を記録。その後、アヤパンが退社とともに脱退し、カトパンが加入。2012年に活動を休止するまで、アイドルグループさながらの人気を誇ったのだった。
■キャラ立ちアナが業界を席巻
水卜麻美(日本テレビ/10年入社)
弘中綾香(テレビ朝日/13年入社)
宇垣美里(TBS/14年入社)
現在、テレビ業界を席巻しているのは、個性派女子アナたちだ。名実ともにナンバーワンの日本テレビ・水卜麻美アナは、大食いのポッチャリ体形という新境地を開拓。昨年末に発表された「好きな女性アナウンサーランキング」で2位に入った弘中綾香アナは、清楚なルックスに似つかわしくない毒舌ぶりで人気に。今年4月からフリーに転身するTBS・宇垣美里アナは闇キャラで話題になっている。女子アナにもキャラが必要な時代なのである。
■フリーアナ戦国時代に突入
田中みな実(元TBS/09年入社)
局アナの人気と知名度が下がっている現在、女子アナ業界を牛耳っているのがフリーアナたちだ。「バラエティでは元TBSの田中みな実アナや元フジテレビの高橋真麻アナ、報道では元NHK・有働由美子アナなど第3次女子アナブームを彩ったフリーアナたちが活躍中。まさに戦国時代ですよ」(放送作家)
■テレビ東京に転職アナが続々
福田典子(テレビ東京/16年転職)
女子アナは新卒で採用されるのが常識だったが、状況が変わりつつある。「2016年に、RKB毎日放送の福田典子アナと、元北海道テレビの西野志海アナがテレビ東京に中途入社したんです。翌年も関西テレビから竹崎由佳アナが移籍。今後、他局でも転職アナが主流になるかも」(テレビ局関係者)
■改元後の業界を担う次世代看板アナたち
岩本乃蒼(日本テレビ/14年入社)
堤礼実(フジテレビ/16年入社)
市來玲奈(日本テレビ/18年入社)
「日本テレビは元乃木坂46の市來玲奈アナが本命。タレント性があって、アナウンス能力も高い。今年はさらなる飛躍を遂げるはず。先輩の岩本乃蒼アナは報道キャスターとして台頭しており、いずれは看板を背負って立つ存在。フジテレビの堤礼実アナは無名の存在ですが、局員からの評価が圧倒的に高い。ルックスで言えば、史上最高クラスでしょう」(テレビ誌記者)