デヴィ夫人
デヴィ夫人

 6月10日放送の『1番だけが知っている』(TBS系)にデヴィ夫人(79)が登場し、“紀州のドン・ファン”から渡された1兆円の証書と1本の鍵を公開し、衝撃を与えた。

 デヴィ夫人といえば、インドネシアのスカルノ元大統領の妻として、社交界で華やかな交遊関係を持つ。その中で、スカルノ元大統領以外に「忘れられない男性」として、3人の名前が挙がった。世界的俳優のアラン・ドロン、月に1500万円も使った22歳年下のモデルのアラン・ポラック、そして、紀州のドンファンだ。

 昨年5月、薬物中毒で怪死した“紀州のドン・ファン”こと、和歌山の資産家の野崎幸助氏の死の真相は、いまだに分からぬまま1年以上経過している。2人が出会ったのは、和歌山で行われた野崎氏の誕生パーティだった。そこで、デヴィ夫人はいきなり、「僕と結婚してください」とプロポーズされたそうだ。

 かつて、30億円を使い、4000人もの美女とつきあってきたと公言していた野崎氏。デヴィ夫人は、彼のプロポーズを受けなかったが、その後も2人の関係は続き、「亡くなる1週間前まで毎日、電話してました」というデヴィ夫人。そして、「これは私、どこにも言ってないの。あなたたちにとって、すごいスクープですよ」と語り始めた。

 野崎氏の死から2か月がたったある日、野崎氏の関係者という女性から「渡したいものがある」と連絡があり、数日後、その人物が訪ねてきた。そして女性は「デヴィ夫人に渡してくれ」と、野崎氏から言われていたという1通の封筒を持ってきたという。

 今回、実物を番組で公開したのだが、封筒から出てきたのは1本の鍵。「手紙がまったくないんですよ。だから、その鍵がどこの鍵なのか分からない」とデヴィ夫人。

 また封筒の中にはもう1つ、「5000億円の還付金残高確認証2枚いただいたんですね。2枚ですから1兆円ですよ」と、デヴィ夫人は興奮を抑えて語った。

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