台風19号による被害はまだまだ収束する気配がなく、一部地域では不安を抱えながら過ごす人々も少なくない。そんな中、海老名市議会の相原しほ議員が不適切なツイートをし、謝罪に追い込まれる事態となっている。
12日の深夜、相原議員は「停電で真っ暗で、さらに雨も風も止んで静かです。さっきまでの大騒ぎはなんだったの?台風一過は過ぎ去った?それならうれしー!」とツイート。
避難を余儀なくされていた人々もいる中、「うれしー!」と状況を楽観視しているようなこのツイートに対して「自分の身だけ良ければそれでいいのか」「いい大人がうれしーって 酔ってたのかな」「避難されている市民がいる中でうれしー!って何なんですか?」と批判が続出。また、ツイートにある“台風一過”とは本来「台風が去った後、空が晴れ渡りよい天気になる」という意味であることから、「台風一過の使い方も違う」「日本語がめちゃくちゃ」との指摘も相次いだ。
これを受けて、相原議員は該当ツイートを削除し、14日のツイッターで「不適切な発言があった事はお詫び申し上げます。以後気をつけます。申し訳ありませんでした」と謝罪。しかし、「ツイートを消す=無かったことにしようとしてるとしか思えません」「なぜツイートを消したのでしょうか?」「河川やダムの情報を必死で集めているときに目にしたあなたのツイートは、ずっと忘れることが出来ないと思います」「今さら謝ってどうなるんだろうね」と批判のコメントがまたしても寄せられた。
さらに、相原議員は、批判ツイートに対しリプライするかたちで「台風が過ぎ去れば、今ある事態から終息に向かい始めるであろう意図でしたが、軽率な発言でした。以後言葉に気をつけて参ります」と弁明している。
台風19号の被害は、10月15日時点で死者66人に上り、14人が行方不明の状態。依然として浸水や停電が続く地域もあり被害の全容はわかっていない。
不適切な発言があった事はお詫び申し上げます。以後気をつけます。申し訳ありませんでした。
— 相原しほ(海老名市議会議員) (@ichigo_shiho) October 14, 2019
※画像はツイッターアカウント『@ichigo_shiho』より