小倉智昭
小倉智昭

 9月30日、フジテレビ朝の情報番組『情報プレゼンター とくダネ!』が大幅リニューアルしてスタートした。

『とくダネ!』は、小倉智昭(72)をMCに迎え、1999年4月に放送を開始。今年で21年目に突入する。この秋のリニューアルでは、曜日ごとに“スペシャルキャスター”が加わった。

 月曜日には俳優の石黒賢(53)、火曜日にメイプル超合金カズレーザー(35)、水曜日と木曜日に社会学者の古市憲寿(34)、金曜日に元サッカー日本代表の鈴木啓太(38)が起用された。

 リニューアルの3日前の9月27日、番組を20年にわたって支えてきた笠井信輔アナ(56)が『とくダネ!』を卒業。笠井アナは9月いっぱいでフジテレビを退社し、現在はフリーアナウンサーとして活動している。

 笠井アナは、「こうやって(小倉さんと)一緒に長い間続けられたのが本当にうれしい」と涙ながらに語り、その姿に小倉も目を潤ませていた。

 10月24日発売の『週刊文春』(文藝春秋)では、今回リニューアルした『とくダネ!』が、来年10月に終了となり、新番組が始まる予定だと報じている。

「来年10月という終了時期は、東京五輪に合わせたものだと言われています。小倉さんは東京五輪へのこだわりが非常に強いんです。これまでも、サッカーW杯や夏季・冬季五輪といった世界的なスポーツイベントの際には必ず現地から中継していますし、小倉さん自身、マラソンへの造詣も深い。

 そういったこともあり、東京五輪を自身のキャスター人生の集大成の舞台と考えているようで、“とにかく東京五輪まではやりたい!”という強い意志があるそうです。小倉さんの東京五輪へかける熱意は、周囲のスタッフも参ってしまうほどらしいです(笑)」(制作会社関係者)

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