「死なない酒の飲み方」忘年会シーズンの秘伝の画像
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 今年も忘年会シーズンに突入。この季節、過去に深酒、二日酔いで、死ぬ思いをした人も多いはず。では、そうならないためには、どうすればいいか?「この時期は肝臓の働きを助ける成分が含まれる、ウコンが入ったドリンク剤を買い求める方が多いですね」(ドラッグストア店員)

 このように、飲み会前に対策を講じている人もいるだろう。漢方薬や漢方医療に詳しい、薬剤師で鍼灸師の平地治美氏(和光治療院・漢方薬局代表)は「飲み会の前に必ず飲む漢方ドリンクがある」と、とっておきの話をしてくれた。「漢方薬の五苓散と黄連解毒湯とを合わせた五苓黄解内服液で、体の余分な水分を出し、毒(アルコール)を排除する作用があります。街のドラッグストアやネット通販でも買える一般用医薬品で、悪酔いや二日酔い防止にテキメンなんです」

 では、実際に忘年会では、どのような飲み方をすればいいのか。平地氏は“冷たい酒”をなるべく飲まないように心掛けてほしいと、こう話す。「日本酒なら熱燗、焼酎ならお湯割り、ウイスキーもオン・ザ・ロックじゃなく、氷抜きの水割りで。ビールもキンキンに冷えたものは飲まないようにしたほうがいいでしょう。冷たいお酒は胃に負担がかかるだけでなく、アルコールの吸収が遅く、ついつい量を飲み過ぎてしまうからです」

 ビールや日本酒、ワインなど、アルコール度数が違う、いろいろな酒を一度にたくさん飲む、いわゆる“ちゃんぽん”をすると、血中のアルコールの濃度が高くなってしまい、最悪の場合、急性アルコール中毒で命を落とす可能性も。「アルコール度数が強い酒を飲む際は、同量の水を飲むこと。胃と肝臓を守るうえで大切です」(平地さん)

 また、カロリーを気にして、つまみを食べずに酒を飲むという人もいるかもしれないが、これはご法度。「肝臓のアルコール代謝をサポートするために、たんぱく質が必要なので、つまみを食べながら、お酒を飲んでください」(内科医)

 前出の平地氏もこう話す。「焼き鳥や枝豆など、良質なたんぱく質を含む、つまみを食べることが大切です。そして、揚げ物など脂質が多いつまみは、なるべく避けるようにしてください」

 飲み会のシメでは、ラーメンが食べたくなるが、「脂質が多いラーメンは、消化が悪く胃に負担がかかってしまうので、シメは味噌汁やお茶漬けなどがオススメです」(前出の内科医)

 また、飲み会の翌日も仕事という人も多いはず。「飲んだ翌朝の朝食は、パンより肝臓や胃に優しい梅干し入りのお茶漬けや雑炊のほうがいいですね。一日をスムーズにスタートできます」(前出の平地さん)

 酒と上手につきあって、ご機嫌な飲み会を楽しもう。

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