■女子アナの山本モナはニュースキャスターの座を2回も

 一方、不倫スキャンダルが原因で、ニュースキャスターの座を2回も棒に振ったのは山本モナ(43)。大阪・朝日放送の局アナからフリーになり、06年9月『筑紫哲也NEWS23』(TBS系)のサブキャスターに抜擢された彼女だが、同時期に民主党の細野豪志代議士(当時)との“路チュー”と不倫旅行を“フライデー”された結果、わずか5日出演しただけで、『〜23』をお払い箱になってしまう。

 その後、タレントとして再起した彼女は、2年後の08年9月『サキヨミ』(フジテレビ系)で再びキャスターに起用されたのだが、「今度は巨人・二岡智宏内野手(当時)と写真誌に激写され、出演1回で降板しました」(テレビ誌記者)

 不倫で世間を騒がせた美女優は、まだまだいる。「好きになった人に奥さんがいても平気です」という名言を残したのは葉月里緒奈(44)。彼女は95年公開の映画『写楽』で共演した真田広之と恋仲になるが、真田には手塚理美というレッキとした妻がいた。当時、真田は34歳、葉月は19歳。彼女のハッキリとしたものいいは帰国子女ならではと言えそうだが、「世間的には若い娘が生意気な、と取られた部分もあって、葉月はブーイングを浴びました。結果的に真田と手塚が離婚したことで、葉月に悪女、魔性の女のレッテルが貼られることにもなりましたね」(三杉氏)

 熱しやすく、冷めやすいのは彼女の恋愛の特徴で、「ハワイ在住の寿司職人と出会って4日で結婚、2週間で離婚というスピード記録を作ったことも。あのイチローと米国で密会したなんて話もありました」(芸能ジャーナリスト)

 元おニャン子クラブ国生さゆり(53)が長渕剛との不倫を認め、謝罪会見をしたのは95年1月のこと。2人は91年の連ドラ『しゃぼん玉』(フジテレビ系)での共演をきっかけに親密になったとされるが、「95年1月に長渕が逮捕されたのを受けて、国生が記者会見を行ったんです。彼女は長渕との不倫を潔く認めて謝罪する一方、クスリの疑惑は全否定。どっちもクロと思われるのだけは避けたい、と切羽詰まっていたんでしょう」(夕刊紙記者)

 面白いのは、この記者会見を仕切ったのは長渕の妻 ・志穂美悦子だったことで、「志穂美は国生に“すべて話してケジメをつけなさい。女優を続けたいなら、それがベストよ”と因果を含めたうえで会見させたとか。竹を割ったような性格の国生ですが、100%不倫を認める潔さが彼女らしかったですね」(織田氏)

 高岡早紀(47)が最初に“魔性の女”ぶりを発揮したのは04年6月、ギタリストの布袋寅泰と都内のバーで激写された“キス&ハグ6連発”だった。当時、彼女は夫の保阪尚希と“おしどり夫婦”のイメージで売っており、布袋には妻の今井美樹がいたが、「布袋の“火遊びが過ぎました”という発言に保阪が“ウチの嫁をいてこましておいて火遊びとは許せない。ケジメをつける”と激怒する一幕もありました。結果的に、高岡と保阪は事件の12日後に離婚。実は、その前から夫婦関係は破綻していたそうです」(三杉氏)

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6