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他国に学べ!? 世界の「熱中症」対策

今年も暑い夏がやって来ましたが、近年急増しているのが熱中症。昨年には1000人を超える熱中症患者が救急搬送され、30人もの死亡者が出ました。そして今年は昨年の倍のペースで患者が増えているといいます。

湿度が高くて汗が乾きにくい日本では、発汗による体温の調節がうまくいかず、熱中症にかかりやすいといわれていますが、もちろん海外でも熱中症の被害が皆無というわけではありません。まずは日本よりも暑い国々の、熱中症対策を見てみましょう。

日本に近い台湾では、裸になってタイガーバームを首筋に塗る民間療法が定番。冷却効果があることで知られる、おなじみの塗り薬です。血行も促進されて一気に熱中症が治ると評判ですが、あまりに肌への刺激が強過ぎるため、実行する際には用量にご用心。

東南アジアの国々では熱中症も多そうですが、その暑さに身体が順応しているのか、老人を除くと、ほとんど熱中症にかかる人はいないんだとか。そもそもあまりに暑い日には仕事を休んで、日陰で涼を取るのが東南アジア流。日本でも高温注意報が出たら会社を半休する……ダメかしら。

南米中部に位置し、亜熱帯から温帯に属するパラグアイの人々は、どこに行くときでもお茶を入れた水筒を携帯しています。テレレと呼ばれる冷水で淹れたマテ茶は彼らにとっては欠かせないもので、アメリカ州の先住民族・グアラニー族から伝わる飲み物。常に水分補給するってのは、学ぶべき点ですね。

さて最後に、熱中症とは縁遠いロシアでのお話を紹介しましょう。
ロシアの観測史上、最も猛暑が続いた2010年には、ビールやウォッカを飲んで酔っ払った状態で水に入る人が続出。結果、1300人以上が水死する事態になりました。

暑い夏に飲むビールは最高ですが、そもそも利尿作用が強いアルコールは熱中症対策には逆効果。つまり、脱水症状になってしまうわけです。

水をたくさん飲んだあとに「一杯のビール」……というのが熱中症予防の観点からは理想的ですが、それだとちょっとビールの魅力が……。ほんと、暑過ぎる夏も困ったもんですネ。

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