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心臓手術で針置き忘れ「13年後に摘出」

13年間の忘れ物。その正体が尖った針で、しかも、忘れた場所が人体の中だったら……。多くの人がぞっとするに違いない。

佐賀大学付属病院は今月、2001年に行った当時40代の女性患者への心臓手術で、心臓内部に13年間も縫合針を置き忘れる医療ミスがあったと発表した。先月、心臓の再手術に合わせて摘出。幸い人体に影響はなかった。
同病院によると、01年の大動脈弁置換などの手術の際、1.6~1.7cmのアーチ状の針が1本残っていたのに気付かず縫い合わせた。通常は手術前と手術後に、針の本数を数えるが、数え間違えたと見られている。

この女性が09年に歯の治療をした時、冠動脈の造影動画の精査中に発覚。病院側は女性が数年後に大動脈弁を取り換える再手術が必要なことと、人体に8年間影響が出ていないことを考慮。再手術の際に一緒に取り除くのが最も危険が少ないと、女性や家族に説明し、了承を得ていた。

記者会見した森田茂樹院長は、
「重大な事故であり、患者様とご家族に精神的、身体的苦痛を与え、深くお詫びします。再発防止に努めます」
と謝罪した。補償については今後協議するという。

今回は幸い女性に影響はなかったが、関係者には今後、再発防止を切に願う。

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