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石破茂長幹「事長12 ・8"安倍おろし"クーデター計画」 vol.1

[週刊大衆11月04日号]

石破茂自民党幹事長が、天下獲りに向けて、ついに牙を剥き出しにした。

「野望が明らかになったのは、10月1日。石破氏自ら主宰する派閥横断の勉強会『さわらび会』(実質的な石破派)での講演でした」(全国紙政治部デスク)
かねてから、同幹事長は数の横暴による弊害を訴え、その象徴である「派閥政治反対」を高らかに唱えていた。だが、「同講演で、"人間が集まれば派閥ができる。派閥禁止令を出しても、なくならない。無理して抑えても仕方がない"と、それまでの政治信条をかなぐり捨てて派閥を容認し、石破派誕生とも取れる発言をしていたんです」(前同)

同会に集結したのは96人。
現在、自民党の国会議員410人のうち、3大派閥と呼ばれるのは町村派(旧森派)89人、額賀派(旧竹下派)52人、岸田派(旧加藤派)40人となっている。単純比較すれば、これら3大派閥を凌駕しているのだ。
「ただ、これだけの大人数が集まっても石破氏は満足せず、会合後には周辺に"100人集まらなかったなぁ……"と悔しがっていたそうです」(中間派の自民党若手議員)

同時に、昨年12月の衆院選や今年7月の参院選で重点的に支援した議員名を一人一人挙げ、「あいつは来たのか?」と、その忠誠度のチェックまで入念に行っていたというのだ。
「この日以降、自民党内では"石破は完全に勃起した!"で一致しました。ここでいう勃起とは、永田町の隠語で"(天下獲りに向け)ヤル気十分"との意味です」(前同)

それにしても、順調なアベノミクスを背景に高支持率を維持し続ける安倍政権に、なぜ謀反の狼煙を上げようとしているのか。
「昨年12月に発足した安倍政権は、もうすぐ1年。その間、永田町政治は"政高党低"で、石破幹事長が目立つ場面はほとんどありませんでした。いや、それどころか、重要案件で政府から石破幹事長への相談は、一切なし。完全に蚊帳の外に置かれていました」(ベテラン政治記者)
これまでの自民党幹事長は、党運営と選挙の要として自民党では総裁(与党時は首相)に次ぐナンバー2の地位を誇っていた。それが、安倍政権になってからは消費増税、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)しかり、重要政策は常に首相官邸で決定してきた。石破幹事長は内容を追認するだけの存在に成り下がっていたのだ。
「それには理由があります」と言うのは、政治評論家の浅川博忠氏だ。
続けて、「前回、2007年の安倍政権末期、石破氏は安倍おろしの先頭に立って走り回って、安倍氏の恨みを買いました。これ以降、現在に至るも安倍氏の"石破だけは許さない"の怨念は高まることはあれ、静まる気配はありません」

そんな安倍と石破の"因縁の戦い"に火に油を注いだのが、昨年9月の自民党総裁選だった。「このとき、立候補をした安倍氏の前に立ちはだかったのが石破氏です。決選投票の結果、辛うじて安倍氏が勝利を収めましたが、地方票では石破氏が安倍氏を倍近く引き離す得票(安倍87票、石破165票)で、安倍氏の心胆を寒からしめました」(前同)
以後、安倍氏は石破氏を強く警戒し、第二次安倍政権発足後は、永田町での支持基盤を得る活動を本格的に進めたい石破氏を、幹事長という要職で囲い込み、ジワジワとその権限を奪っていったのだ。
「すでに、安倍首相は石破封じ込めのための次の矢も準備しています。まずは、近々、党内で揉めること必至のTPP問題を利用する気です。首相は"党内を抑えきれないのは幹事長の責任だ"として、石破氏を糾弾。彼の政治的力量と人望を一気に地に落とす戦略を取るのでは、と言われています」(前出・ベテラン政治記者)

そして、とどめは、次の内閣改造時に落ち目となっているはずの石破氏の幹事長職を解き、農水相へと幽閉する策謀だというのだ。
「内閣に取り込み、以後、安倍内閣の一員として一切の勝手な行動を封じ込めるシナリオです」(前同)

前出の浅川氏が言う。「安倍氏は、残り任期いっぱいの5年間は自民党総裁を続ける腹づもりです。そのためには、いつ叛旗を翻すかわからない獅子身中の虫である石破氏の排除は絶対条件です」

11月1日公開のvol.2に続く・・・。

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