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最恐心霊スポット報告「地図から消えたレジャーランド・深静峡」その2

[奇談]

早朝から都内を出発して数時間、取材班は山梨法務合同庁舎・甲府地方法務局山梨出張所を目指した。そして法務局に着き、旧塩山市の周辺から、「しんせいきょう」の住所を調べてみた。
ところが地図上では「柳沢峠」を発見できたものの、その峠の先の山道は途中で途切れ、地図では記されていなかったのだ。職員に尋ねたところ、「地図(ゼンリン発行)は、不動産を所有している人の土地、またはその住所を閲覧するためのものなので『しんせいきょう』という場所は、不動産として存在していないのかもしれない」との答えが返ってきた。そこでさらに詳しい場所を特定するため、法務局の近くにある山梨市役所に行くことになった。
しかし市役所でも場所を特定することはできず、詳しい情報を知る職員にも出会えなかった。「地元では危険な場所として有名」というネットでの噂は本当なのだろうか? 取材班はさらに山梨市内のもうひとつの役所である、旧三富村役場、現山梨市役所三富支所を紹介してもらい、そこを目指すことにした。
だが車に乗ろうとすると、役所でトイレを借りていたカメラマンが首を傾げながら、不思議な光景を見たと言ってきた。役所で職員らしき男性2人が「しんせいきょうの場所をかぎまわっているらしい」と、小声で話をしていたというのだ。その先は正確に聞き取れなかったものの、それは間違いなく私たち取材班のことである。地元の皆が口をそろえて「知らない」と答えるレジャーランド。彼らは私たちになにかを隠しているのだろうか?

山梨市役所から車で移動すると、道すがら目的地の旧三富村役場への途中にある、甲州市役所を発見した。日没の時間も考えて、取材班はこの近辺で情報を集めることにした。
まず役所近辺にいる人たちに手当たり次第声をかけるが、一向に手がかりらしきものを掴むことはできない。次に役所に入り、受付にいた若い男性職員に「しんせいきょうを知っているか尋ねると、彼の表情が急に曇った。するとその近くにいて話を聞いていた住民らしき男性が、我々に話しかけてきた。「その場所は知っているが、現在は立入禁止になっている」
と彼はいう。さらに聞くと、やはりバブル期に建設され、確かに営業はしていたもののすぐに潰れてしまい、その理由も現在の債権者も不明なのだという。そして、男性は声を潜めて我々にこう語った。
「あそこは危ないよ。地元の人間はまず近づかないね。それにこれは内緒だけどね、少し前の春に出会い系で知り合った女のコに、山ん中で覚醒剤打って、置き去りにした男が逮捕された事件あっただろ? あれの現場が“しんせいきょう”なんだよ……」


その1 8月23日公開

その2 8月24日公開

その3 8月25日公開予定

その4 8月26日公開予定

その5 8月27日公開予定

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