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第17回 東京とミャンマーを”人”でつなぐ、IT業界の風雲児-大塚哲也さん

2014-08-15

止まらないキスの秘密
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「もう何度したのか覚えていない」

100年先まで残したい「超・人間カタログ」東京レジェンドNAVI


世間はすっかりお盆休みに突入ですね。そして、私事ですが、来週から、カナダ・モントリオール世界映画祭に行って参ります。
私が日本にいなくても、この連載だけは続きますよ(笑)。
第38回モントリオール世界映画祭へは、私と製作総指揮の大原英嗣社長、そして、主演の韓国俳優・JKさん、女優の中島知子さんたちと一緒に行ってきます。映画「東京」のワールドプレミアです。きっと素敵な出会いと感動があるはず(笑)。

ところで、今、東京にいる私は、"スカイプ"で、色々な打ち合わせをモントリオールの方としています。皆さんもご存知、通話料無料で、一瞬にして海外の方々とお話出来る"スカイプ"。
ITって、本当に便利で、世界を縮めると実感しますが、その"スカイプ"を日本に持ってきて、初めて事業展開した方こそ、今回の連載の主役、元livedoor副社長の大塚哲也さんなのです。
大塚さんは現在、東京でインターネットメディアの運営会社を経営する傍ら、ミャンマーでインターネットスクールもやっています。「ミャンマーと東京の間に人の流れをつくっていきたい」と語る大塚さんのお話に興味を持ちました。そんな大塚さんに、東京の魅力を聞いてみました。

「東京って、仕事がたくさんあるって言う印象がありますね。人口密度も高いですし。力のある人たちが集中するからこそ色々な情報もたくさん入ってくるし、権力、財産、情報など、何かを持っている人に出会う確率やチャンスも多いですよね。ただ、最近は、起業する人も増えてきましたので、日本国内だけで大きな利益をのばせる会社も少なくなってきたと思うんです。競合が多いほど利益率が伸ばしにくい、という問題点もある。だから、ニッチな部分を見つけて商売を始める人も増えています。突出するのが難しいですからね。だからこそ、日本だけでなく、海外にも目を向けて色々なビジネスを考えた方が、成功する可能性が大きくなると思うんです


「なるほど……。大塚さんは東京出身ですか?」
「一応そうなんですけど・・・・。中学、高校は札幌で、大学からは、ずっと東京ですね

「札幌と東京って、やっぱり違いますか?」
「そうですね~。札幌は田舎と都会が混ざりあってて綺麗な街ですよ。最近は、映画やドラマのシーンにも使われて、海外からも観光客が増えたりして、メディアを利用して観光産業にも力を入れてるみたいですね


「そうですね。そういった環境が発想力の豊かさにもつながるのでしょうか。私たちが普段使ってる"スカイプ"を日本に広めたなんて……やはりすごいコトですよ!」
「そうですか? 確かに、無償のものを予算もつかないのにどう事業展開するか考えるのが大変でしたね(笑)」
「当時、スカイプを日本に広める以外には、どんな面白いことをしたんですか?」
「例えば、モデルを発掘して、パリコレに行ってオートクチュールコレクションにデビューさせたりしていました

「え!? なんかスケールが違いますね(笑)」

大塚さんが、ビジネスをはじめたきっかけは、親御さんがサラリーマンだったからだと言います。自営業者に憧れていた大塚さんは、時代の流れを読み、商売をしていくビジネスマンになったのです。
「結局、ビジネスは、"人"と言われる"数字"で判断されちゃうんですよね。人=数字=商売……」
「確かにそうですね

「でも、やっぱり"人"が好きだし、人を育てていきたいし、人と人とを結びたいと思ってるんです。ミャンマーは、親日ですし、これからどんどん発展していくと思います。確かにまだまだGDPも低いし貧富の差もあります。でも、バブルは来ると思います。そこに生きる可能性ある人達をどんどん発掘して世に送り出したいし、日本にも連れてきたいですね


様々な産業や文化の面でさらに開拓の余地があるミャンマーは、どこかしら日本の昭和時代を彷彿とさせるんだとか。だからこそ、大塚さんはミャンマーに興味を抱き、特にエンターテイメントに力を入れたいとおっしゃっていたのが印象的でした。
私も、大塚さんの話を聞いていて、一度、ミャンマーに行ってみたいと思いました。そして、もっともっと東京、ひいては日本と交流を図ることができたら、さらに面白い事が出来るんじゃないか、とも思いました。

ITの進歩によって、これまで不可能だったことが続々に可能になっています。それは本当にすごいこと。大塚さんは最後に、「東京とミャンマーの"人"をつなぐことで、新たな可能性にチャレンジしていきたいですね」と夢を語ってくれました。
それはそうと、大塚さんと私は、もうひとつ、好きな食べ物でも共通点がありまして"ウナギ"が好きなこと。個人的な趣味ですけど共感が持てました(笑)。


寺西一浩(てらにし かずひろ) プロフィール
1979年10月2日生まれ
3歳で、女優・山岡久乃に見初められ子役として活動。慶應義塾大学法学部卒業。慶應大学在学中に出版したエッセイ『ありがとう眞紀子さん』が話題となり文壇デビュー。
その後、24歳の時、業界最年少で芸能プロダクション、株式会社トラストミュージックエンタテインメント代表取締役に就任し島倉千代子歌手生活50周年事業を成功させる。
その後は、小説家、プロデューサーとして活躍。著書に、「クロスセンス」「新宿ミッドナイトベイビー」「女優」、世界初電子書籍連載小説「Mariko」を配信。
2011年、「女優」が映画化されるにあたり、自身が監督デビュー。
「女優」は、第15回上海国際映画祭正式招待作品に選ばれ主演・岩佐真悠子とレッドカーペットを歩く。また、第25回東京国際映画祭、東京中国映画週間特別上映作品に選ばれ開幕式でグリーンカーペットを歩き話題となる。2013年、映画「東京~ここは、硝子の街~」を監督・脚本・プロデュース(出演:中島知子、田島令子他)。日本最大級の男性ファッション&音楽イベント「東京ボーイズコレクション」を大原英嗣氏と共に主催。ゴールデンバード賞主催。2014年、「新宿ミッドナイトベイビー」が映画化決定。


【関連書籍】
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