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野田佳彦首相にダマされるな!消費増税で「ニッポン沈没」まっしぐらvol.2

[週刊大衆04月09日号]

「逆にいえば、財務官僚のいうとおりにやったおかげで首相になれたし、内閣もうまくいっていると確信しているんですよ」(財務省担当記者)

その野田首相を、財務副大臣の時代から手取り足取り“財務のイロハ”を教えたのが、現事務次官の勝栄二郎氏だ。
「野田首相は、いまに至るも同事務次官を“勝先生”とか“勝さん、勝さん”と呼び、尊敬の念を隠しません。自身が総理になった際、組閣を相談したほどの仲だといいます」(同)
そんな野田首相を操る財務省は、“増税こそが最大の手柄”という役所。国民生活や国の財政なんかより、自分たちが使える財源確保に躍起なのだ。
だからこそ、この大不況の最中に、さらなる不況を呼ぶ可能性がある増税に舵を切れるわけだ。

元財務官僚で、小泉政権下で内閣参事官として経済政策に当たった経済評論家の高橋洋一氏(嘉悦大教授)がいう。
「普通の頭で考えれば、いまのデフレ時に製品価格を上げれば売上げが減ることは自明の理です。それは国家財政も同じで、こういう時期に増税しても財源増収はあり得ず、逆に減収となるのは必至なんです」
いま、この時期の消費増税は財政再建にはマイナスなのである。
「たとえば牛丼。いま、各牛丼店は価格引き下げ競争を展開しています。それは各店とも売上げを増やしたい一心からですよね。値上げ(増税)ではなく値下げ(減税)で、どうにかこうにか売上げを伸ばして凌ごうという戦略が、不況下では当たり前なんです」(前同)
デフレ時は、牛丼店同様、値上げ(増税)は完全な間違いであり、値下げ(減税)こそが正しい経済政策だと高橋教授は断じ、さらにこう続ける。
「野田首相は2年前、“シロアリ(税金を喰い荒す官僚)退治”と勇ましい言葉を使っていました。なのに、いまではシロアリのシの字もいわなくなった。また同じ時期、“風邪から治りかけたとき(財政再建の兆しが見えたとき)に冷たい水(増税)を浴びせると肺炎になってしまう”と、まっとうなことをいっていたのが、現在は、これまた、ひと言もいわなくなったんです」
野田首相が、いまや財務官僚たちに完全に洗脳されてしまっているのが、高橋教授の言葉からもおわかりいただけたであろう。

さらに、経済ジャーナリストの須田慎一郎氏も、野田増税には怒り心頭だ。
「日本の消費税の仕組みは、元請けと下請けの関係にたとえればわかりやすいと思います。一例を挙げると、過去、消費税を3%から5%に上げたとき、元請けは下請け業者に“消費税分だけ泣いてよ”と強要した事例が多発したんです」
下請け業者は、それを受け入れなければ注文がほかへいってしまうだけに、
「泣く泣く消費増税分を被ることを飲まざるを得ませんでした」(前同)
その結果、消費増税分を収められずに廃業へと追い込まれた中小零細企業は、数知れなかったという。
「下請け企業の利益率は2~3%から、せいぜいが5%です。そんな状態なのに元請け業者が消費増税分の支払いを下請けに強要すれば、中小企業の経営は成り立ちません。
今回も同様で、ここに来て“もうやっていけない。廃業するしかない”という業者を見聞きするようになってきました」(同)
野田“財務省”政権が目論む消費増税は、中小零細企業いじめそのもの。日本経済の根幹を支える中小企業が潰れるということは、そのまま、ニッポン沈没を意味することになる。

04月04日公開のvol.3に続く・・・。

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