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ただひとり本気で消費増税に反対し続ける小沢一郎の窮地 vol.1

[週刊大衆04月09日号]

「正体見たり、だよな」
現職閣僚の一人が特捜班に、ぽつりと洩らした。
民主党では消費増税法案をめぐって賛成派と反対派が激しいバトル-と連日、新聞・テレビが報じているが、実は反対派の正体はもうバレた、というのだ。

民主党の会議では、小沢一郎さんに近い議員、たとえば川内博史代議士(派閥は鳩山系)らが、テレビカメラに映るところでは激昂して「反対」と叫んでいるが、その中身をよく聞くと“(数字を入れてくれたら)(付則を取ってくれたら)賛成に回りますよ”と、暗にいっている。
数字とは、経済成長率のことだ。
「“実質の成長率が2%を超えないと増税は実施しない”という文言を入れてほしいんだよ」と、反対派議員センセイ自ら特捜班に力説してくれたから、
「じゃ、それを入れれば消費増税賛成なんですね」と聞くとウッと詰まり、しぶしぶ「まぁ、そうだけど……」と答えた。
付則とは、党内論戦が始まる前に野田首相らが法案につけ足した一文。
そこには「2015年10月に消費税を10%にしたら、翌年には次の引き上げをやる」という趣旨がある。
こんなのをつけ足せば、もっと反対が強くなるのになぜ?答えは、めちゃ簡単だ。
「そこを反対派に触らせて満足させる」(党幹部)ためだ。

そして幹部は明かす。
「成長率2%は自民党のために取っておく」。つまり、自民党と談合して消費増税法案を成立させるための仕掛けだから、党内論戦では数字を入れさせない。
「経済が回復してから増税」などのあいまい曖昧表現でごまかすのだ。
民主党内も談合、与野党も談合、そのなかでひとり、本気なのが小沢さん。
「あくまで消費増税に反対して離党も考えてる」(側近)
ほう、国民生活を考えてくれてるのか?
「いや、違うよ。裁判が無罪でも有罪でも、今後は前のように裏ガネを使えない。カネがダメなら数だけが頼りなのに、消費増税して選挙をやれば、小沢チルドレン、ガールズが全滅に近いと見抜いてるからさ。大事なのは自分の権力だけ、国民じゃない」(党幹部)

次の選挙で、皆、落とせ!

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