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野田佳彦首相にダマされるな!消費増税で「ニッポン沈没」まっしぐらvol.1

[週刊大衆04月09日号]

借金だらけ、おカネがないと叫ぶ政府が推進するデフレ下の増税。
これで喜ぶのは官僚だけ。
庶民は地獄に突き落とされるも同然だ!

国論を二分する消費増税について「是か否か」の攻防が、いよいよ最終章を迎えようとしている-。
「増税反対派の多くは、デフレ下での増税は景気を後退させ、ひいては日本全体を沈没させてしまうと猛烈に抵抗しています」(全国紙経済部デスク)
というのも、97年に橋本龍太郎内閣が、それまで3%だった消費税を5%へと引き上げたとたん、内需縮小により中小企業の倒産が激増。
また、大企業のリストラも加速したからだ。
「その結果は、あまりにも悲惨でした。というのも、消費税が5%に上がった翌年から、年間の自殺者が初めて3万人の大台に乗り、以後、現在に至るまで変わりません。その消費税が10%となれば、自殺者は5万人を超えてしまうと予想するシンクタンクもあります。国民生活は間違いなく破綻へと一直線です」(前同)

対して、消費増税派は「財政再建のためには増税やむなし」と叫び続けている。
「いま、日本の財政は世界最悪で、増え続ける社会保障費に、なんらかの対策を講じなければ国家財政破綻は必至と、これまたニッポン沈没の危機を訴えています」(経済誌記者)
増税派がいうには、日本は少子高齢化で、年金、医療、介護、子育てなどの社会保障費が膨れ上がっている。
「それを賄う財源が必要ですが、現在、国と地方の財政の累積赤字はGDP(国内総生産)の約2倍となる約1000兆円にも達し、あのギリシャ以上に厳しい財政状況です。社会保障費が十分に捻出できないため、消費増税による税収で補いたいんです」(前同)

そんな危機を煽る増税派のドンが、野田佳彦首相。
「不退転の決意で増税への道を歩む」と声高に宣言しているのは、ご存じのとおりだろう。
具体的には、13年10月にまず消費税率を3%上げて8%とし、その後、15年4月にさらに2%引き上げて10%にするというもの。
「その実現のため、野田首相はなりふり構わぬ動きを見せています。たとえば2月25日には、敵対する自民党の谷垣禎一総裁と密会。消費増税に向け、連立を組もうと呼びかけたといわれています。また、岡田克也副総理も自民党幹部に接触。これまた大連立を持ちかけるなど、仁義なき合従連衡工作に入っています」(全国紙政治部デスク)
さらに、安住淳財務相に至っては、“増税の広報マン”よろしく、理解を求めるため、説明会をして回るという念の入れようだ。
ちなみに、野田首相や安住財務相は、15年に消費税10%へとアップし
「その5年後を目処に」さらなる消費税率引き上げを狙っていることも判明した。

この増税暴走内閣に対峙しているのは、民主党小沢グループが中心となった反増税派の面々だ。
「彼らは一様に、“増税の前にやるべきことをやれ!”と口を揃えています。というのも、民主党がマニフェストで示した国家公務員人件費の2割削減や議員定数削減などが、いまだに手つかずの状態だからです」(前同)
互いに増税を政争の具にしている感は否めないが、それでも、反対派のいうことに一理あるのは事実。
だが、野田首相は党内からの意見をまったく聞かず、遮二無二、増税路線まっしぐらなのだ。
「なぜ、ここまで固執するのかと永田町でも不思議がられています。財政再建に不退転の決意で取り組んだ“歴史に残る名宰相”という名声欲しさだ、という見方も多いんです」(民主党中堅)
同時に、国民が嫌がることでも万難を排して突き進むことが政治家の美学だ、と勘違いしているという指摘もされているようだ。

しかし、それ以上に真実に近そうなのが、“財務省によるマインドコントロール”だろう。
「野田首相は、鳩山政権下で財務副大臣に抜擢されるまでは、バリバリの反消費増税の闘士でした。それが財務副大臣となるや、財務官僚のレクチャ―を一番熱心に聞く優等生に変身。晴れて首相となったいまでは、押しも押されもせぬ大増税派へと変貌したんです」(財務省担当記者) 
その大変身は、野田氏が財務副大臣時代、官僚たちのサポートがないとやっていけない現実を骨身に染みて味わったからだという。

04月03日公開のvol.2に続く・・・。

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