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ハチ公の塚を移転「祟りは大丈夫か?」

忠犬ハチ。飼い主の東京帝国大学(現東京大学)農学部教授の上野英三郎氏の飼い犬で、犬種は秋田犬。上野氏の死後約10年間最寄りの駅である渋谷駅に、帰らぬ主人を待ち続けたハチを忍んで、1934年に設置されたのが「忠犬ハチ公像」の起源。現在のものは1948年からの二代目である。

いわずとしれた渋谷駅随一のシンボルで、待ち合わせ場所として有名だ。地方の人が上京した際の観光名所でもあり、おそらく日本一有名な犬といえるだろう。

そのハチ公像が、存続の危機に立たされている!? 渋谷駅周辺の再開発がスタートしたが、工事の後のハチ公像の設置場所が未定だというのである。

「東急電鉄、JR東日本、東京メトロが建設予定の3棟の巨大駅ビルのうち、一番高い東棟は約230mの地上46階建てです。中央棟と西棟は空中デッキで結ばれ、さらに『ヒカリエ』へ繋がるルートも確保。まさに、一大プロジェクトですね」(建設業界担当記者)

しかし、発表された完成イメージ模型では、再開発後の駅付近にハチ公像がない。
「ハチ公像はどうなるの?」
と、疑問の声が上がりはじめたのだ。

管理する区の渋谷駅周辺整備課は、
「ハチ公像は渋谷のシンボルなのでなくすことはない」
と断言するが、一時撤去なのか、現状のまま再開発が進むのかは定かではない。

もしも、このままハチ公像が消えてしまったら、渋谷は街の宝を失うことになり、多くの人々が悲しむだろう。同時に、主を待つ忠犬ハチ公の健気な気持ちも踏みにじられ、その祟りが渋谷の街を襲うかもしれない。そうならぬためにも、より良い解決策が必要なことは明白だ。

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