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第18回 唯一無二のゲイ雑誌『バディ』元編集長は、 アートディレクションのプロだった-村上ひろし(HIRO)さん

2014-08-22

100年先まで残したい「超・人間カタログ」東京レジェンドNAVI


皆さんこんにちは。
残暑……毎日暑いですね。お盆休みはどこか遊びに行きましたか? 私は今日からお盆休みです。
と言っても、今、成田エクスプレスに乗って、今日の記事を書いてますよ。
そう、いよいよ、カナダ・モントリオールに出発! 楽しみです。

映画って世界共通ですからね。作品を通して色々な方々とも出会えるし、自分の作品が国境を越えて他国の方々に見ていただけるなんて、と感激してしまいます。
今回の作品は、"ボーイズラブ"がエッセンスとして少し入ってます。この"ボーイズラブ"も世界共通だから(むしろ日本は遅れてるのかも知れません)、映画『東京』が世界の国際映画祭にノミネートされたんだと思います(って勝手な想像ですけどね)。

そんな"ボーイズラブ"の雑誌が日本でも発売されています。皆さん、ご存知ですか?
今日は、その雑誌を作っている方を直撃しました。
今や日本で1番売れてる"ゲイ雑誌"、『バディ』です!
日本全国で売られていて、海外の人にもたくさん読まれています。最近では電子書籍にもなって配信されています。
読者はゲイの男性だけかと思いきや、一般女性や業界人にもファンが多いんですね。
今回は、その『バディ』の元編集長で、現在もデザインやアートディレクションをされている村上ひろし(HIRO)さんにお話を伺うことが出来ました。
なかなかお話を聞けない方だから、私も新鮮で嬉しかったです。


実は、9月20日発売号の『バディ』で、私の映画「東京」にも出演してくれた内山麿我くんが素晴らしい肉体をヌードになって披露してます。しかも、“表紙”(笑)!
「村上さん、今日は宜しくお願いします。早速ですが、村上さんが思う東京の魅力を教えて下さい」

「なんか、ありきたりな答えになっちゃうのが嫌なのよね~(笑)」

「大丈夫ですよ、正直な感想で……(笑)」

「そお? じゃあ。まあ、やっぱり東京って言ったら自由奔放というか、いつの時代もあこがれの街よね。縛りがないっていうか。都会的な中にも自然があったり、田舎的な部分もあるし……。どろどろした汚い面もあるけど、そこにまみれて成長していく街っていうか(笑)」


「なるほど。村上さんは、雑誌『バディ』で具体的にどんなお仕事をされているんですか?   また、『バディ』は一言でいうとどんな雑誌でしょうか?」

「まあ、簡単に言ってしまえば、『バディ』はゲイのバイブルよね(笑)。自分も若い時にはじめて見て衝撃を受けましたよ。こんな本が世の中にあるんだ~!? なんて」

「ですよね。その世界に特化してる、まさに専門誌だもんね」

「そうね。だからこそ、この雑誌に携わりたいと思ったの。東京の話に戻るけど、これも東京だから出来ることだと思うわね。チャンスをつかめるし、東京だったら、自分のアイデンティティーを思う存分に出すことが出来る。良い街だから」

「それが東京の魅力ですね。将来の夢はなんですか?」

「そうね~。最近、雑誌がつまらないじゃない?だから、本当なら、雑誌丸々アートディレクションを手掛けていきたいわ。『バディ』はグラビアを撮ってるけど、無難にまとめるんじゃなくて、センス良く、セクシーに撮りたいし、そう言った私の"欲"を『バディ』で出したいわね(笑)。普通の人が見たら、単なるゲイ雑誌は嫌なのよね。アート的に、ファッション的にセンスを入れたいし、洋服を着てなくても、ファッションよ!!(笑)」

確かに、内山麿我くんの撮影に同行して、撮影風景や撮り方など拝見して、何かがちょっと違いました。それは、企業秘密(笑)だけど、センス良いなぁと実感しました。

「村上さん、『バディ』の雑誌に携わる前は何してたんですか?」

「学生よ」

「そうなんですね」

「学生で、卒業してすぐにバディだから、そのあと5年位下積みして今に至る(笑)」

「普段、なにされてるんですか?」

「プライベートってこと?」

「そう、プライベート」

「街を散策してるわよ」

「散策?(笑)」

「そう、適当に電車に乗って、当てずっ歩で、電車降りては街を散策してロケハンしたり、行き当たりばったりの楽しさを探してるの」
「せっかくだから、最後に聞こうかな……」

「何を?」

「村上さんのタイプはどんな人ですか?」

「そうね~(笑)。韓国人っぽい人がタイプよ。背が高くて色白で、一重で。そんな方がいたら、連絡下さいませ(笑)。でも、誰専(*注)ですけど(笑)」

楽しい現場でしたが、やはり鋭い視線で写真家に指示を出したり、現場を盛り上げてた村上さん。参加した私たちも楽しかった今回の雑誌『バディ』の撮影でした。
内山麿我くんのヌードも是非お楽しみに!
9月20日発売です!!

*注:特にこだわりがなく、男であればどんなタイプでも相手にできるような人

雑誌『バディ』
http://www.badi.jp


寺西一浩(てらにし かずひろ) プロフィール
1979年10月2日生まれ
3歳で、女優・山岡久乃に見初められ子役として活動。慶應義塾大学法学部卒業。慶應大学在学中に出版したエッセイ『ありがとう眞紀子さん』が話題となり文壇デビュー。
その後、24歳の時、業界最年少で芸能プロダクション、株式会社トラストミュージックエンタテインメント代表取締役に就任し島倉千代子歌手生活50周年事業を成功させる。
その後は、小説家、プロデューサーとして活躍。著書に、「クロスセンス」「新宿ミッドナイトベイビー」「女優」、世界初電子書籍連載小説「Mariko」を配信。
2011年、「女優」が映画化されるにあたり、自身が監督デビュー。
「女優」は、第15回上海国際映画祭正式招待作品に選ばれ主演・岩佐真悠子とレッドカーペットを歩く。また、第25回東京国際映画祭、東京中国映画週間特別上映作品に選ばれ開幕式でグリーンカーペットを歩き話題となる。2013年、映画「東京~ここは、硝子の街~」を監督・脚本・プロデュース(出演:中島知子、田島令子他)。日本最大級の男性ファッション&音楽イベント「東京ボーイズコレクション」を大原英嗣氏と共に主催。ゴールデンバード賞主催。2014年、「新宿ミッドナイトベイビー」が映画化決定。


【関連書籍】
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