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自衛隊は歯止めを失っている 肝心の防衛相、総理は無関心 vol1

[週刊大衆04月30日号]

「金正恩(第1書記)ごとき若造に、実績も何もないのに独裁者のふりだけしてる若造に、利用され尽くしているよ、日本は!」
元首相の一人は、特捜班に電話でこう吐露した。
なんのことか。
「北朝鮮のミサイル発射実験なんて、いまさら大したことじゃない。米中露、いろんな国が日常的にやってきたことだ。それを1発打ち上げるだけで、こんなに日本中が大騒ぎしてくれるんだから、向こうはいい宣伝だと喜んでるだろうよ」
この元首相の怒りはまだ収まらない。
「特に、NHKをはじめ、マスコミが北に呼ばれて、はしゃいだうえに、北の担当者に“こんなにミサイルの発射台に近づいたことはないだろう。金正恩将軍のおかげだ”といわれたのは最低だね」
そう、特捜班も同感だ。

しかし一方で、特捜班は知っている。
日本の側でも自衛隊が、今回の騒ぎで北朝鮮をちゃっかり利用しているのだ。
迎撃ミサイルのPAC3を大々的に沖縄や首都圏に配備し、その周りの自衛官は初めて銃に実弾を装填した。F15戦闘機でイージス艦を護衛までしている。
ほんとは、北朝鮮がミサイルを1発撃つだけなんだから、誰もPAC3やイージス艦を攻撃しにきやしない。
つまり自衛隊は、憧れの「実戦態勢」を、ミサイルを口実に敷くことができた。

特捜班はむしろ、これを支持する。チャンスは活かして実戦に強くなるべきだ。
ただし、「大臣(田中直紀防衛相)があんまりバカだから、自衛隊は今回やりたい放題だ。何も歯止めがない状態」(元防衛省高官)なのは、どうかと思う。
民主党幹部に疑問をぶつけると、「悪いのは直紀さんだけじゃないさ。野田総理が、消費増税以外にはまったく無関心なのが大問題だ」という答えが返ってきた。

与党の幹部が、防衛相という重要閣僚と、リーダーの総理大臣の無責任ぶりを批判するなんて、野田政権はもう内部崩壊してる!
「いや、衆院解散がない間は、それでも権力は我々にあるからね」(民主党役員)
はぁ?

04月24日公開のvol.2に続く・・・。

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