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世界の常識では考えられない!奇怪中国「アンビリバボー事件簿」 vol.1

[週刊大衆10月21日号]

現在、日本で問題となっている若者の悪ふざけ写真のネット投稿問題。
鉄道の線路に侵入する、パトカーの上に乗る、ピザチェーン店のアルバイト店員が商品のピザの横にネズミの死骸を置く……。
若者のこうした非常識な行動に、閉鎖される店舗や謝罪に追われる教育機関などが後を絶たない。
嘆かわしい事態だが、しょせんは若者の話。

ところが、お隣の中国では大の大人たちによる、さらに非常識な事件が多発している。
本誌が集めたアンビリーバブルな事件を紹介しよう。

まずは、"スーパーけちんぼ"を地で行くアホバカ事件から。
「秦の始皇帝陵や兵馬俑坑(へいばようこう)で有名な西安市で起きた事件は、"一銭でもカネを出したくない"という中国人の心理が如実に現れている」こう語るのは北京在住の特派員。

事の顛末はこうだ。
「西安には宣武門という観光名所があるんですが、その入場料40元(約640円)の支払いを嫌った中国人観光客が、マンホールから下水道に入り、宣武門の敷地内マンホールから無料入場したんです。その一部始終を目撃、撮影した人が写真をネット上に公開し、明るみに出ました」(前同)
日本のネットユーザーからは「600円くらいで下水道に入りたくない」とのコメントが見られたが、「中国のネット上では"なんていいアイデアだ!"と、この"裏ワザ"を絶賛。

さらには、"○○はこの隙間からタダで入れる""□□はこうすれば無料"と情報交換がなされているんです」(同)
こうした裏ワザを集めた「全国無料観光マップ」なるものまで作られているというから、開いた口が塞がらない……。

まあ、ここまでは"ご愛嬌"の範囲といえなくもないが、事件に発展するものもある。
それが、南部の広州市で起きたバキュームカー爆発事件だ。
同市の住宅街で、1台のバキュームカーが屎尿(しにょう)溜めから汲み取り作業を行っていたところ、同車のタンク部分が爆発。
一帯に汚物が飛び散り、幅数メートルの道路は"糞尿の川"に変貌を遂げたというのだ。
運転手は爆発直後に逃走。
地区管理者は消防に出動を要請し、放水で糞尿を清掃したというが、そのときの臭気は気絶せんばかりの強烈さだったとか。
とはいえ、これだけなら事故で片づくのだが、「実は、このバキュームカーの運転手は糞尿泥棒だったんです。中国では、肥料やメタンガスの原料として工場が屎尿を買い取るため、転売目的で住宅の糞尿を盗んで回っていたようです」(同)

カネのためならなんでも盗むとは恐れ入るが、売れるモノならなんでも売るという"外道"までいる。
「今年6月、河南省の病院の廊下に信じられない広告が掲載されました。"赤ちゃん売ります"と書いてあったんです」(通信社記者)

病院で赤ちゃんを売る広告とはいい度胸だが、書かれていた電話番号に地元記者が電話してみたところ、男児は4万5000元(約72万円)、女児は3万元(約48万円)との返答があったという。
しかも、相手は「40人の販売実績がある」とアピールしたというから、人身売買すら日常茶飯事になっているということなのだろうか……。

人間の尊厳を無視した業者は、ほかにもいる。
「2009年、湖北省にある長江大学の学生が学校行事で、ある河川を訪れたところ、近くにいた幼児が川に落ちてしまったそうなんです。それを見た学生10名以上が、救助のため川に飛び込んだんですが、川の流れがとても速く、水温も低かったため、不幸にも3名が溺れて亡くなってしまいました」(前同)
そこに現れたのが、溺死体を漁船で回収し、身元を調べてカネと引き換えに遺族に引き渡す「水死体回収屋」。

彼らは大学側に、次のように要求したのだ。
「カネを払えば遺体を引き揚げる。遺体1体につき1万2000元(約19万円)。仮に引き揚げられなくても6000元(約9万6000円)を支払い、前払いとして4000元(6万4000円)を支払うこと」
理解し難い内容だが、大学側はそれを受け入れた。
そして"勘定"を済ませたあと、業者は1人目の遺体を回収したのだが、「遺体を縄で船に括りつけたまま、"約束どおり払わないと遺体を渡さない"と言うんです」(同)
大学側が大急ぎでそのカネを用意して支払うと、やっと遺体を陸地に揚げてもらうことができた。
同様の交渉は3人目の遺体まで続き、結局、大学側は3人分で3万6000元(約57万円)を支払ったという。
「この地域での月々の生活費は200~300元。火事場泥棒も真っ青の非道な商売です」(同)

10月18日公開のvol.2に続く・・・。

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