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老獪 平沼赳夫が強行する橋本追放 維新乗っ取り計画

[週刊大衆10月21日号]

「これは、橋下神話の終わりの始まりだ」
日本維新の会の議員ですらこう嘆く、9月29日投開票の大阪府・堺市の市長選挙。
現職市長の竹山修身氏に、維新の候補・西林克敏氏が挑んだこの戦いは、維新の惨敗で終わった。

関西の地方選で、圧倒的に勝利してきた"常勝軍団"日本維新の会が、総力を挙げても当選には及ばなかった。
「橋下氏の応援演説には、足を止める人は多かったものの、候補者が演説を始めると聴衆が立ち去り、聞く人がほとんど誰もいないという状態でした。大きかったのは、公明党票の行方。自主投票で、現職と維新候補で半々に分けられると聞いていたが、出口調査では、現職に7割が流れていた。さらに、維新の最大票田だった無党派層の8割が現職に入れていた。この求心力の低下は深刻です」(維新関係者)

橋下氏の神通力も、これまでか。
「代表を辞任する理由はない」と意地を張っているが、維新の会の内部からは、もはや用済みとの声も聞こえてくる。

「平沼赳夫氏に乗っ取られる」という観測が、もっぱらなのだ。
「橋下氏は、"一丁目一番地"の大阪都構想を実現させるため、いま以上に多忙を極めることになる。大阪府、大阪市、堺市の議会を押さえ、各自治体の住民投票で承認を受け、国会で100本以上の関連法案を通して……と、そもそも気が遠くなるほどの仕事量があるのに、堺市長選でつまずいた始末もしなくてはならない。国政に構う余裕などないのです」(在阪の政治記者)

現実的にも、いま、橋下氏は、国政に絡むことはなく、実権は、石原氏ら"旧太陽の党"グループが握っているという。
「国会で采配を振るえるのは、身体がいうことを聞かない石原慎太郎氏ではなく、平沼氏だけ。松野頼久氏や小沢鋭仁氏など、橋下氏寄りの中堅議員もいますが、国会運営に長けた平沼氏や園田博之氏、片山虎之助氏といった老獪政治家たちには敵いません」(前同)

かくして、維新はロートルに乗っ取られる――。

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