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"無罪確定"で本格始動 小沢一郎の「怨念野田潰し」大逆襲vol.3

[週刊大衆03月12日号]

確かに谷垣氏は、野田首相との話し合い解散を望む一方で、「小沢氏と私たちがいっていることは同じ方向を向いていないが、全部選択肢を排除しては、なかなか進まない」と、2月20日の講演で小沢氏との連携の可能性まで示唆をしている。

そして、もうひとつ興味深いのが、民主党に残ったうえでの選挙戦略だ。
「小沢氏は、中継ぎとして岡田克也副総理を首相にしてもいいと考えています。
岡田氏の父は、イオン・グループの元会長。仮に息子が首相になれるのなら、多額の資金を小沢氏のところに出すというんです。小沢氏の本格政権始動は、そのあとということになるでしょう」(政治評論家・板垣英憲氏)

さすがは"選挙巧者"小沢一郎氏。選挙資金のためには、なんと、あの"犬猿の仲"といわれる岡田氏を総選挙まで担ぎ、政権を維持できた暁には、自分が天下を獲るために、最後の大暴れをしようというのだ。
だが、やはり選挙へのリスクは大きい。
「野田首相が狙う解散・総選挙の絶対阻止が、いま現在の彼の至上命題です。もし、いま解散・総選挙となれば、選挙基盤の弱い小沢チルドレンの惨敗は濃厚。
そうなれば、小沢氏の力の源泉だった"数は力なり"が根底から崩れ、政界引退の引導を渡されたのも同然です」(前出・ベテラン記者)

では、小沢氏の真の狙いは何か。前出の浅川氏が、その野望を解説する。
「このまま民主党代表選のある9月まで野田首相を延命させ、ヨレヨレになったところで、小沢氏が"国民生活第一の原点回帰"を掲げて代表選に出馬。首相の座に就こうと考えています」
なんとも恐ろしい小沢氏の野望。ドジョウの尻っぽを目前にして、それがいま現実のものになろうとしている―――。

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