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中国の金持ちどもがやっている仰天「悪魔の健康術」 vol.01

[週刊大衆10月07日号]

古代中国・秦の始皇帝は不老不死の仙薬を求め続けた。
翻っていま、"現代の始皇帝"ともいうべき富裕層が中国社会でやりたい放題の所業を繰り広げている。
外交評論家の井野誠一氏は、こう言う。
「現在、中国の富裕層を"権貴階層"と呼んでいます。彼らは当局や権力者との結びつきを背景に各種の便宜を得、蓄財しており、中国人の自己中心主義に銭ゲバ主義が加わり"カネがあれば権力を買え、なんでもできる"とうそぶいています」

そして、富と権力を得た彼らが次に狙うのが健康。
「金持ち連中が不老不死を求め、日本人から見ればグロの極みと思われるものを買い漁って、世界から非難を浴びているんです」(北京駐在のテレビ局関係者)

そのひとつが"胎盤スープ"だという。
「女性たちが産婦人科で出産した後、自分の胎盤を持ち帰り不法に売るケース、病院が廃棄処分と称して密売する場合があります。中国国内の報道によると、ある三つ星級のホテルのシェフが病院から大量に胎盤を仕入れ、数種類の漢方薬と一緒に煮た胎盤スープを"裏メニュー"としたところ、予約が殺到しているという話です」(前同)

ひとつの胎盤で4杯分のスープを作ることができ、1杯500元で売られているという。
日本円に換算すると、7500円(1元15円で計算)。
たった1杯のスープで公務員の月給(約1万5000円)の半分が吹き飛ぶのだ。
富裕層でなくては、当然、手は出ない。
「日本でもプラセンタ(胎盤)が肌を若返らせると評判で化粧品に使われています。ただ、それは胎盤から抽出したエキス。世界広しといえど、人様の胎盤に大枚はたきスープにして飲むのは彼らだけですよ」(同)

 中国の富裕層が買い漁るのは胎盤だけではない。
 一昨年、中国産の"人肉カプセル"が韓国へ大量に密輸され、大問題になった。
 「韓国のテレビ局が取材した結果、中国の製造業者が病院で死産した胎児を買い取って粉末になるまで乾燥させ、カプセルに入れて販売していたことがわかりました。業者は、中国国内の富裕層と同様に、隣国の韓国でも売れると考えたんでしょう」(保健所関係者)
 
 その富裕層について中国事情に詳しいジャーナリストの富坂聰氏が解説する。
「一般的に富裕層というと高級官僚や国有企業の幹部を指しますが、彼らは高学歴で文化的水準も高い。いま問題になっている富裕層は、地方の大金持ちのこと。不動産や金融で儲けた成り金のことをいいます」

にわかに金持ちになり、"ミニ皇帝"と化した彼らは"健康"を買い漁る。
前出の井野氏によると、「中国では闇の診療機関が横行し、診療にあたっている大半がニセ医者という事情もあります。できることなら病院にかかりたくない。だから、健康のためにカネを使うんでしょう」

そんな彼らの魔の手はいま、"最高の栄養剤"と言われる母乳へ伸びている。
元北京語通訳捜査官(元警視庁刑事)で外国人犯罪対策講師の坂東忠信氏がこう語る。
「昨年あたりから、母乳の売買がブームになり、社会問題になっています。母乳には、100ミリリットル入り・120ミリリットル入り・200ミリリットル入りの3種類があり、搾乳して2時間以内、冷蔵保管で3カ月以内の新鮮な母乳が好まれているようです。ただ、母乳を提供する女性の血液検査を行っているわけではなく、エイズへの感染が問題視されているんです。実際に中国の公的機関が調べた結果、エイズ感染者が激増しているという現実があります」

中国の富裕層は、エイズ感染の恐怖より、母乳の"神秘の力"に魅せられているのだろうか……。
いまでは、いつでも母乳を飲めるように自分専用の"乳母"を雇う者も急増しているというから、驚きだ。
中国メディアの報道によると、広東省の裕福な男性が1カ月に1万5000元(22万5000円)で乳母を雇った例もあったという。
「乳母が器に入れて提供するケースと直接乳首から吸わせる方法があります。特に後者の場合、性的サービスとしての要素もあり、若くて綺麗な女性ほど、給料がいいそうです」(前出・北京駐在のテレビ局関係者)

乳母になるのは、たいてい四川省や黒竜江省などの貧しい農家出身の女性。
年収の2倍以上の収入を、たった1カ月で稼げるとはいえ、そこからは中国社会のゆがみ、闇の深さが窺える。
「中国では自国産の粉ミルクへの不安があり、香港では日本産の粉ミルクが売り切れになったほど。つまり、貧しい家庭の女性は金持ちに自分の母乳を吸わせ、自分の子供には危険な粉ミルクを与え続けなくてはならないんです」(前同)

10月4日公開のvol.2に続く・・・。

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