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第21回 情報や友達に、軽々しく無闇に接続するなっ! 危険!!気付かないうちにバカが感染して、致死量に達しているかもしれないぞ〜!

2014-09-03

天才CMプランナー グ スーヨンが教える「いいかげん学習法」


イラスト/グ スーヨン


「もう東京は放射能汚染でやばい状態なんだってさ」
「マジでっ?」
「誰かがつぶやいてた」
「ソース元は?」
「知らないけど」
「……」

「○○県の○○ちゃんが行方不明、拡散希望!」
「マジでっ?」
「FBのタイムラインに書いてあった、中学生なんだってぇ、怖いよねぇ、拡散してあげよう」
「いつの話?」
「いつかは分かんな~い、でも急いで拡散しなきゃ」
(この時点で、すでに無事保護されていた)

「殺処分される犬たちがいっぱいいるんだって、拡散きぼんぬ!」
「勝手に飼われて、勝手に捨てられたり、かわいそうだよね」
「だからさ、いっぱい拡散しなきゃ」
「なんだかイベントみたいだねぇ、それに、きぼんぬって…」
(お祭り好きな人たちの拡散パワーは驚異的だ)


もうね、いい加減に勘弁して!
なにがホントで、どれを信用して良いのか、サッパリ分かんねーよ!

それにね、問題のポイントがちょっとズレてるんですけどぉ…


子供の頃、愚痴を言うと、よく大人たちにこう言われたっけなぁ~
文句があるなら、方法を提示しろっ!
そんなに文句があるなら、
議員になって国会へ行って法律を作れっ!


みんなが大好きなSNSやネットの中だけに限らず、
そこらじゅうに膨大な情報が渦巻いている時代なんですけどね。
なんとなく、胡散臭いというか、モヤモヤっとしたムードなのは、オレだけかなぁ~

そもそもね、
事実というものは存在するのか?
どんな情報も、見た人や伝える人の主観が少なからず入ってしまうんだからさ。


この問題は、オレたちなんかより遙かに頭の良い学者の皆様が、何年も研究を続けておられますが、未だ確かなことは解明されてないんですね。
芥川を読んだり、映画を見た人はピンと来るよね。
(タイトルは言いません、自分で調べようよ)

いくつかの例を挙げましょう。
『誰もいない深い森の中で、大きな木が倒れた。
その木が倒れたことは誰も知らないので、それは事実と言えるのか?』
もっと言えば
『その時、誰も聞いていないのに、倒れる音はしたのか?』

もう一つ、現実にはありえないのかもしれないけど
『誰にも生まれたことも知られず、誰とも接触せずに生きている人がいたとします。
その人は、やはり誰にも知られずに死にました。
果たして、その人間は存在したのか? その人間はホントに生きていたか?』

放送されてるニュースさえも信じられない匂いがプンプンしてるのに、
SNSやブログあたりの情報なんてね~
ちょっと前にあったステマ騒ぎもあったしね~

膨大な情報をどう扱うのが、自分にとって有効なのか?
どう振り分ければいいのか?
次回からは、情報の仕分け方法を話しましょう。


グ スーヨン(具秀然 gu suyeon) プロフィール
1961年、山口県下関出身の在日韓国人二世。
CMディレクターとして多くの話題作を手掛け、注目を集める。
1994年にGOO TV COMPANY ltd.設立。その才能は多岐に渡り、作詞家としての活動をはじめ、2001年には初の小説「ハードロマンチッカー」を刊行。小説家としても高い評価を得る。
2002年に2冊目となる小説「偶然にも最悪な少年」刊行。
ACC最高賞、ロンドンクリエイティブアワード他、受賞多数


グさんが手掛ける話題のタクシーCMをCheck!
『グとハナはおともだち』
動画一覧を見る

【CM作品】
・ケビン・コスナーのサントリーモルツ
・永瀬正敏の資生堂メンズスタイリングムース
・「脱いでもすごいんです」のTBC
・「パソコンできない人は亡びる」COMPAQ
・ジャン・レノのHONDAオルティア
・内藤剛士の「だって8時間だもん」SONYハンディカム
・ウルフルズの資生堂GERAIDOから堂本剛の資生堂GERAIDO
・鼻血を出した金城武のライフカード
・菅野美穂の「なにのもっかなぁ」サントリービタミンウォーター
・「ピンキリ」優香と加藤君のカーセンサー
・ひろみ郷の雪国まいたけ
・「あきらめましょう」を歌う華原朋美、伊藤蘭のポッカ
・金城武のLYCOS
・柳沢慎吾のピザーラ
・福山雅治のダイナブック
他、IBMのe-business、缶コーヒーのジョージア、ヤクルトジョア、ポラロイド、日本火災、DDIセルラー、うまかっちゃん、関西J-phone、九州J-phone、所ジョージのラビット、佐川急便、篠原凉子の「やばっグッときた」ORIXカード
など、お茶の間を騒然とさせる話題作多数。


【出演番組】
1995年:テレビ朝日の「えびす温泉」では、レギュラー審査員。
1998年:テレビ朝日ドキュメント「21世紀への伝言」で、現在活躍する在日韓国人クリエイターとして出演。
1999年:TBSの「情熱大陸」で、自身をドキュメントされた。
2010年:タクシーちゃんねる「グとハナはおともだち」
2013年:ベイFMレギュラー番組「接続したくない人たち」毎週月曜25時~


【手がけた作】
・内田有紀「baby's growing up」MTV
・槙原敬之「SPY」「どうしようもない僕に天使が降りてきた」MTV
・チャー「SMOKY」MTV
・ウルフルズ「まかせなさい」MTV
・内田有紀のアルバム「愛のバカ」「nakitakunalu」プロデュース
・ポッカのCMソング「あきらめましょう」や田原俊彦、林明日香、ラグフェアなどの作詞を手がける。

2001年3月:初の小説「ハード・ロマンチッカー」刊行
2002年6月:「偶然にも最悪な少年」刊行
2003年9月:初監督映画、「偶然にも最悪な少年」全国東映系ロードショー。主演 市原隼人、中島美嘉主演
2005年:韓国プチョン国際ファンタスティック映画祭に審査員として招かれる。
2007年5月:映画「プルコギ」全国公開。主演 松田龍平、山田優
2010年1月:テレビ東京「ジロチョー清水の次郎長維新伝」監督
2011年11月:映画「ハードロマンチッカー」全国公開。主演 松田翔太


【2015年公開予定のグスーヨン監督映画が現在企画進行中】
プルコギ 偶然にも最悪な少年 ハードロマンチッカー 偶然にも最悪な少年

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