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自信満々の安倍総理だが国民は不安で一杯!ウソかホントか!?汚染水問題から廃炉まで…本当にできるのか!?福島第一原発「コントロール工程表」徹底検証 vol.3

[週刊大衆10月14日号]

さらに、たとえ技術的に可能になったとしても、作業員の確保も大きな問題のひとつになってくる。
「チェルノブイリ原発では、収束のために80万人が作業に当たりました。そして、27年経ったいまも、毎日、数千人が作業中です。原子炉1基の事故でさえこの状況なのに、福島は原子炉が4基もある。単純計算で300万人以上の人員が必要です」(前出・反原発団体関係者)

また、一連の作業は自然災害による被害がないと仮定しての話。
地震や台風、豪雨への備えはどうなっているのか。

前出・桜井氏は、悲観的な見方をしている。
「9月20日、福島の浜通りを震源地とする震度5強の地震が発生し、正直、ドキッとしました。メルトダウンしている放射性物質は不安定な状態にあり、再臨界の恐れがあるからです。また、台風や豪雨もしかり。たとえば1号機の建屋は特殊な布で覆われているだけですから、台風の強風で布が破けたら、大量の雨水が建屋内に入り込み、地下水が汚染されることになります」こうした状況を前にして、原発問題にも詳しい軍事ライターの古是三春氏は、諦観の念を吐露する。「安倍政権に代わったとしても、できることは限られているんです。ダラダラと冷却水で冷やし、放射能の半減期を待つだけ。それが現状ですね」

素人目に考えても、終わりの見えそうにない原発事故問題。
安倍首相は、パフォーマンスではなく、現在抱える問題点を踏まえ、原発事故の収束に向けて、より具体的な対策を取ることが急務だ。

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