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プーチン大統領「直属部隊に可愛い新顔」

クマやヒョウを手なずけたりトラを眼で威嚇したりと、猛獣使いとしても名高いプーチン大統領だが、今度はイルカまで手中に収めてしまった。今年3月、クリミア併合の際、ロシア政府が軍用に訓練されたイルカをウクライナ政府から接収。ウクライナの返還要求を拒否し、ロシア政府はイルカたちをプーチン大統領直属の部隊にすることを発表したのだ。
今回、直属になったイルカ部隊は、23年前に旧ソ連が崩壊した際、ウクライナによって継承されたクリミア州立海洋水族館内で訓練されたもの。13頭のエリート部隊とそれを補助するアシカ部隊で構成されている。作戦遂行能力は高く、機雷の探索、敵艦隊への爆弾設置のほか、頭部に装備された特殊ナイフや銃で敵のダイバーを攻撃することもできる。一方で平和的にも利用されていて、脳性まひや精神疾患、心理的なストレスで苦しむ子供の治療に従事するイルカもいる。今回の接収後も両方の任務を継続するようだ。

極めて優秀なイルカ部隊であるが、実は弱点もある。それは繁殖期になると色ボケしてオスがメスを勝手を追いかけ、任務を忘れてしまうのだ。実際、昨年は5頭いたイルカのうち3頭が訓練を放棄し、メスを求めて黒海で姿を眩ますなどしている。映画「007」も時にボンドガールと暴走することもあるのでご愛敬か。

未だ続くウクライナ危機をうけてNATOは黒海周辺の哨戒を続けており、最悪の場合ロシア軍によってイルカ部隊が使用される可能性もある。もちろんそうなれば、欧米側諸国も黙っちゃいないだろう。実はアメリカのサンディエゴにもイルカ部隊の訓練施設があり、機雷探知の訓練だけでなく、敵ダイバーの港への潜入を防ぐためのイルカを使ったシステムをテストしているのだ。
こうなるとプーチン大統領率いるイルカ部隊とアメリカ海軍のイルカ部隊を巻き込んだ仁義なき戦いは避けられない。猛獣使いプーチン大統領の次なる話題として、アメリカ海軍のイルカを手なずける写真が出てきてしまうのだろうか。

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