日刊大衆TOP 社会

中国メディア降参「海上自衛隊日の丸空母」驚異の実力 vol.1

[週刊大衆09月09日号]

「尖閣は核心的利益」と咆哮し、あろうことか沖縄も日本領ではないと強弁する中国。
終戦記念日の8月15日には、人民解放軍が東シナ海で4日間にわたる大規模な軍事演習を敢行。
中国の"日本恫喝"はエスカレートする一方だ。

その傍若無人国家が、ここにきて"転進"。
あろうことか、日本に白旗を揚げてきたというのだ。
それは、香港誌『亞洲週刊』の記事で明らかとなった。

同記事は、〈自衛隊と中国人民解放軍では、ハード面やソフト面の装備に大きな開きがある〉と指摘。
さらに、〈人民解放軍は実践経験に乏しいため、実際に戦闘が始まれば日本軍の勝算はかなり大きくなる〉と、自衛隊優位を断言。
〈(政府には)日米との軍事衝突をできるだけ避ける道を選んでもらいたい〉と結んでいる。

夜郎自大な振る舞いを続ける中国が、にわかに弱腰になったのにはワケがある。
8月6日、その傲慢な鼻っ柱がへし折られる出来事があったからだ。
この日、海上自衛隊が、新鋭護衛艦「22DDH」の命名式と進水式を執り行っていた。
「"22"とは平成22年度予算で製造に着手したという意味。また、"DD"は護衛艦(昔でいう駆逐艦・巡洋艦)、"H"はヘリコプターの頭文字を表します」(防衛省関係者)

直訳すれば「ヘリコプター搭載護衛艦」。
最大14機の各種ヘリを搭載可能で、全長は戦艦「大和」と同等の248メートル。
海自史上最大の巨体を誇る同艦には、旧帝国海軍由来の「いずも」の名が冠せられた。
「同艦の最大の特徴は、艦首から艦尾まで貫く全通甲板。海自では護衛艦と称しておりますが、その威容は空母そのものです」(軍事ライター・黒鉦英夫氏)

「いずも」は、戦闘機の代わりに哨戒ヘリ、救難・輸送ヘリ、攻撃ヘリを搭載する、いわば「ヘリ空母」。

特に「いずも」に積載される哨戒ヘリSH-60Kは強力。
海中深く潜む敵潜水艦を葬り去ることのできる97式魚雷を搭載し、遠距離作戦能力を有する。
「伝統的に陸軍大国である中国は、水上艦艇同士の勝負では日本に勝てない。そこで、潜水艦戦力の拡充に躍起なんです」(前同)

しかし、「いずも」が就役すれば、中国の潜水艦が日本の海上艦隊に近づくことは困難となる。
「『いずも』があれば、周囲300海里(約556キロ)の海域に潜む敵潜水艦を一掃することが可能」(前出・防衛省関係者)というから、中国にとっては脅威だろう。

米ロに次ぐ世界第3位の軍事大国となり、量では自衛隊を圧倒する中国だが、「いずも」の出現で形勢逆転したといえる。

軍事フォトジャーナリストの菊池雅之氏が言う。
「『いずも』は哨戒ヘリの洋上基地であると同時に、強襲揚陸艦としての能力も併せ持っています。尖閣奪還作戦が発動されたら、周辺海域に展開。導入が検討されているオスプレイで、島嶼防衛のエキスパートである西部方面普通科連隊や、第一空挺団の精鋭を上陸させることが可能です。その際に、敵地上部隊に対する強力な火力を発揮する陸自の戦闘ヘリAH-64Dアパッチも、『いずも』から飛び立たせることができます」

この記事が気に入ったら
をしよう

いいね!

@taishujpさんをフォロー

大衆のオススメ


オススメタグ


人気記事ベスト10


日刊大衆公式チャンネル


Copyright(C) 日刊大衆 Futabasha Publishers Ltd. All rights Reserved.