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アベノミクスの"倍返し"副作用「秋から加速! 地獄の値上げラッシュ」戦慄予測 vol.2

[週刊大衆09月09日号]

物価が上昇すれば、金利も上昇する。
秋以降は、一戸建てやマンションを所有する層は住宅ローン金利の上昇が大きな負担となるし、新規購入層も"資産インフレ"に苦しみそうだ。
「鉄鋼用の鋼材やセメント、さらには躯体工(鳶職など)の人件費が高騰し、ファミリー向けの新築マンションの価格に影響する恐れも出てきています。一方、賃貸マンションも、すでに都心部の好立地物件を中心に家賃が上昇しています」(前出・杉村氏)

マイカー族は今後、悲惨のひと言だ。
「ガソリン価格は、まだまだ上がります。リーマンショック時の180円代に突入するのは、ほぼ確実です。今年4月に自賠責保険が年間約1500円の負担増になりましたが、これに加えて10月からは任意保険も値上がりします。東京海上日動や損保ジャパンをはじめ、各社1~2%の値上げ予定です」(前出・経済誌記者)

だが、こうした事態を知りながら、政府はドライバーに追い打ちをかけるような動きを見せている。
「14年度から高速料金の割引が見直される予定です。平日3割引きや休日5割引き、深夜割引について割引率が減少、ひどければ廃止になります」(前同)

また、政府は70~74歳の高齢者について、14年度から医療費の窓口負担を増やす方針でいる。

どこを向いても値上げと負担増の話ばかり。
お酒で憂さを晴らそうと思ったら……あのワンカップ大関までもが、10月から値上がりするという。
「日本酒メーカーの大関が、平均4%の値上げを発表しました。大関が清酒価格を値上げするのは、実に19年ぶり。輸入酒も同様で、明治屋が9月からワインを平均8%値上げします」(前出・中堅スーパー社員)

こうなったら、家でAVを観ながらセンズリして寝よう……と思っても、「低価格競争の激しかったレンタルビデオ店が、一部で値上げに反転しつつあるようです」(経済誌記者)

もはや逃げ場なし。
相次ぐ"値上げ地獄"の果てに、来年4月、消費税率が8%に引き上げられるのだ。

そして、この消費増税の後には"便乗値上げ"が待ち構えている。
今回、これで心配されている代表的な商品がタバコだ。
「JTの社長は、消費増税に伴う価格転嫁について、すでに言及しています。噂レベルでは、全商品で増税分を値上げしない代わりに、主力商品のメビウスなどを増税分より高くする予定だとか」(前同)

大和総研では、このまま賃金が上がらなかった場合、物価上昇と消費増税が家計に与える影響を試算している。
それによると、年間の実質所得が、16年には12年より約30万円減るという(年収500万円で片働き4人世帯の場合)。
「給料が物価の上昇分を上回らない限り、日本は"少子高齢貧乏化社会"に苦しみ続けることになるでしょう」(前出・杉村氏)

干上がる前の"地獄に仏"はあるのだろうか。

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