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国民の気持ちなんて関係ナシ 政界の無神経な「気分屋」たち vol.2

[週刊大衆05月28日号]

こうしたなか、密かに起死回生を狙っているのが、「寝グセのカメ」こと亀井静香さんだ。
後頭部の髪の寝グセも気にせず、着る物にも興味なく、ただただ政治に打ち込んできたが、この頃は何もかも計算違いの日々だ。

盟友だった石原慎太郎さんと新党構想をブチ上げたが
その慎太郎さんに「(亀井の)新党の話はいったん白紙に戻すよ」と嫌われた。
慎太郎さんは、はるかに若い橋下徹さんのほうへ行ってしまった。

そこでカメさん、消費増税反対を掲げて野田さんと対立し、たくさん報道してもらって目立ったところで、カッコよく民主党との連立を離脱しようとしたら、自分が作った国民新党の内部から「与党でいたい」「大臣でいたい」と造反がボッ発、とうとう実質的に追放されてしまった。
いまでは、ほとんどメディアからも姿を消して、国民からすれば「いったい何をしてるんだろう」となる。

しかし、カメさんは、実は意外に落ち込んでいない。
というのは、国民新党を連立から切り離そうとしたのは、計算ずくだったからだ。
「国民新党というのは、小泉時代の自民党が郵政民営化をやって、それじゃ困るという特定郵便局長らと組んだグループだ。その自民党がいまや、民主党と一緒になって、郵政民営化を骨抜きにしてしまった。つまり国民新党はもう、やることがなくなる。カメさんはそれを見越して、看板を増税反対党にすげ替えて生き残ろうとした。自見金融大臣とか下地幹事長らは権力に目がくらんで、先が見えていなかっただけ」
と、小泉内閣時代に大臣を務めた大物はいう。

そして特捜班に、ちょっと歪んだ、皮肉な笑顔を見せて、こう続けた。
「カメさんは、いまはとりあえず何もできないでいるよ。しかし存在感ゼロになった国民新党を見て、そら見たことかと快感を味わっているね。自分は、筋を通したかのように演技して、カッコいいところを見せられたし、復活もあるさ」

ちょっと待て。
我ら国民は「自分のために復活する」政治家はもう、いらん!

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