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国民の気持ちなんて関係ナシ 政界の無神経な「気分屋」たち vol.1

[週刊大衆05月28日号]

惨憺たる政治に、国民の気分は落ち込みがち。
ところが、政界では気分高揚の政治家が溢れている。

まず、総理の野田佳彦さんだ。
「総理は、これ以外に興味なし」と側近議員がいい切る消費増税は、与党内で小沢一郎さんが猛反対してるし、何もかも迷走中で気分が高揚するはずがないが、実際には「内心、ウキウキ」(前同)。
なぜか。

先に訪米したとき
「オバマ大統領に、ノダは地味だけれど、やるべきことをやる人だといわれて、気に入ってもらえたと気分高揚してる」(同)のだという。

民主党役員は証言する。
「鳩山も菅も、アメリカに嫌われたから総理の座を追われたと、野田さんは信じてる。だから、逆にアメリカに気に入ってもらえれば、総理の座は安泰と思い込んでるね」
おいおい、いつまでアメリカの属国なのか。

その野田さんに内閣総辞職を実は迫っているのが、小沢さんだ。
4億円もの大金をめぐって政治資金収支報告書にウソを書いたとされて裁判にかけられたが、無罪判決が出て、いったんは「これで総理になれる」と気分高揚した。
ところが判決理由に「嘘を秘書から報告されて了承はしていた」とあったために控訴され、気分はぺしゃんこ。
小沢さんと手を組む日教組の地方ボス・輿石幹事長も「無罪」で気分高揚して、小沢さんの党内処分の解除をゴリ押しした直後の控訴で、同じくぺしゃんこ。
小沢ガールズ、チルドレンのお気楽1年生議員たちも高揚して、ぺしゃんこ。
それでも、いったんは気分高揚したあとの妙な熱気が、国会議事堂の中にある。

一方、野党の自民党でも幹事長の石原伸晃さんが
「9月の総裁選で、谷垣総裁を追い落として総裁になれそう」と、気分高揚中。
大阪市長の橋下徹も気分高揚して「参院廃止!原発も全廃!停電もかまわない」と、ほとんど勝手に叫んでいる。

政治家は気分高揚の人だらけ、国民は白け、そして衆院解散も遠のいて怒りを発散できない。
ひょっとして、テロかクーデター?まさかと思いたいが……。

05月22日公開のvol.2に続く・・・。

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