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「生涯を革命にささげた犬」天寿まっとうまでの道のり

今月初旬、ギリシャから「英雄」の訃報が届いた。

その「英雄」とは、首都アテネで政府の財政緊縮策に反対するデモ隊などに加勢し、世界の注目を浴びた「デモ犬」ことソーセージ(本名:ルカニコス)さんで、今年5月に亡くなっていたことが分かった。享年10歳。

ソーセージさんは雄の雑種の大型犬で、デモや暴動の際には催涙弾や火炎瓶をかいくぐり、警官に向かって吠える姿が欧米のメディアやブログでたびたび取り上げられ、一躍有名に。

かつて、ソーセージ(ギリシャ語でルカニコ)好きの野良犬と言われた彼だが、当時はアテネ市役所の職員と獣医を含むボランティアの人々により、食事やヘルスチェック、里親探しなどの面倒を見てもらっていて、首輪もつけていた。その後、飼い主を得て、その家族と余生を過ごしていたという。

アテネでは動物愛護の精神から、野良犬に予防接種をして名札を付けた上で路上に放し、市役所の保護下に置いている。ギリシャ政府の政策に反対するデモの現場にいた彼は、そうした政府の政策や待遇には「満足」していた様子。

日本でも、盲導犬や麻薬探知犬などの活躍はよく知られているし、先日オランダでは、アムステルダムの空港で忘れ物の持ち主を見つけて届けるビーグル犬「シャーロック」の姿が報じられたばかり。

ギリシャの名物犬の死を悼むとともに、世界中の動物の活躍とその実態に思いをめぐらしたい。


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