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中国発明家が開発した「未来の傘」その気になる欠点とは!?

梅雨時といわず、なにかとお世話になる傘。ビニール傘や折りたたみ傘など、様々な材質・形状の製品があるが、基本的には同じ構造。これほど進化が見られないモノも珍しいではないだろうか。自動車のワイパーと同じく、新機軸の発明があればノーベル賞モノといわれるのも納得だ。
ところがいま、この傘に革命が起きようとしている。それが、中国の研究チーム・Air umbrellaが発表した「Air umbrella(エア・アンブレラ)」。その名のとおり、空気で雨を吹き飛ばすという仕組みで、なんとも画期的だ。現在、製品化に向けてクラウドファンディングサイト「KICKSTARTER」で出資を募っているという。

「Air umbrella」がユニークなのは、某アニメにも出てきた魔法のスティックのような棒状の先端部分から空気を射出して雨粒を吹き飛ばすという構造。要は、見えない傘というわけだ。3タイプの試作機があり、通常タイプは標準サイズで長さ50cm・稼働時間約30分。女性向けタイプもあり長さは30cmと短め、その分稼働時間は短くて約15分。伸縮可能版もあり、長さは50~80cmに調整できるようで、稼働時間は約30分だという。もちろん充電すれば再利用できる。この仕様からすると、ちょっとしたお出かけや、自動車から目的地まで移動といったように、短時間の利用に向いているようだ。


「Air umbrella」


気になる実力のほどだが、カバー範囲は直径1m以上で、雨が弱いともっと広範囲になるとか。空気に吹き飛ばされた雨粒は50~70cmほど飛散するが、一定の距離をあけるか傘をさしていれば周りの人が濡れることもない。作動音もさほど大きくなく、雨音の方が大きいというので、騒音に悩まされることもなさそうだ。

「結局はスティックを持つのだから、現状の傘と変わらないのでは?」という疑問はさておき、傍から見るとスティックを持った人が歩いているわけだからシュールに映り、話題になることは間違いないだろう。今回のプロジェクトでは締切を前に、目標を大きく上回る10万ドル近い金額が集まっているという。出資額は、88ドルから受け付けており、額によって標準サイズや女性サイズなど、さまざまな製品を受け取ることができる(もちろん製品化されてからの話)。現時点では試作機段階で、北京大学や南京大学で航空宇宙学を学んだメンバーが集まった研究チームにより、開発・改良は進められている模様。出資者に製品が届くのは2015年12月になる見込みだ。その頃にはもしかすると、街中で不思議な光景が目の当たりにできるかも?


中国発明家が開発した「未来の傘」その気になる欠点とは!?

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