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本誌だけが知っている関東連合六本木撲殺事件に残された「3つの謎」真相 vol.2

[週刊大衆2月4日号]

続いて、第2の謎は、石元太一被告(31=別件の詐欺容疑で起訴、公判中)の"関与度"だ。石元被告は襲撃前、『FLOWER』の従業員から連絡があり、ターゲットが来ているか聞き、そのうえで、今回の襲撃メンバーに、現場近くに集まるように電話連絡を取ったとの"疑惑"が報道されている。

しかし、藤本さん襲撃のあった昨年9月といえば、石元被告が芸能界デビューを発表した直後。
「彼は、トラブルに巻き込まれ、芸能活動に支障があってはいけないと、六本木などの繁華街には極力、出歩かないようにしていた。関東連合メンバーとのつき合いも同様のはず」(六本木のクラブ関係者)

その彼がなぜ、そんな中心的な役割を果たしたと報じられたのだろうか。
「考えられるとすれば、自身が望んだのではなく、彼が絶対に逆らえない先輩の命令があったため、やむなく引っ張り出されたのではないか?」(前同)

そこで浮上するのが、事件の主犯格と当局が睨んでいる、3学年先輩にあたる見立容疑者との関係だ。
「石元被告が元リーダーといっても、あくまで関東連合内の一組織でのこと。ほかにも"元リーダー"は大勢いるし、彼らの間で先輩後輩の上下関係は絶対。特に見立容疑者は関東連合全体のボス格とされ、その彼を差し置いて、石元被告が先頭に立って襲撃の指示を出したとは考えづらい」(同)

石元被告が芸能界デビューの発表直後で用心していた点。彼が電話連絡係だったとされる点、そして見立容疑者との上下関係。これらを総合すると石元被告は、単に現場にXがいるかをクラブ側に聞き、犯行に及ぶとは思わずそれを先輩に伝えただけ、という関与度の低さも考えられる。

最後の第3の謎は、気になる公判の行方だ。
現在、15人は凶器準備集合罪の容疑で逮捕されているが、もちろん当局は今後、藤本さん撲殺の件で再逮捕する方針だろう。

そこで、焦点となるのが殺意の有無。殺人が故意でなければ、傷害致死罪、故意であれば、殺人罪となる。傷害致死であれば、3年以上の有期懲役、殺人罪なら、5年以上の懲役、もしくは無期懲役か死刑となる。
「殺意の有無はわかりませんが、藤本さんの傷は頭部や顔に集中しており、死因は両目付近を殴られたことによる頭蓋内損傷でした」(前出・警視庁担当記者)

刑事事件に詳しい弁護士の堀敏明氏は、一般論と前置きして、こう語る。
「手足などを中心に殴っているのであれば、傷害致死もあり得ますが、頭部中心だとすれば、殺意が認められ、殺人罪に問われる可能性が高いでしょう」

また、今回の事件が人違いでの殺人だった場合、罪は軽くなるものだろうか。
「いえ、抗争などの場合は被害者の落ち度も考慮されるかもしれませんが、人違いの場合、被害者にはなんの落ち度もない。しかも近年、殺人は重刑になっており、主犯は無期懲役、死刑だってあり得ます」(前同)

問題は主犯が誰なのか。海外潜伏中の見立容疑者なのか、ほかの誰かなのかが焦点になりそうだ。

最後に、警視庁担当記者が、こう締めくくる。
「関東連合内で相当な実力者だった見立容疑者まで逮捕状が出たということは、警察も本腰を入れ、関東連合の壊滅を狙っているんでしょう」

一日も早い事件の全容解明が待たれる。

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