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vo.l.3 今注目される育毛に効果のある成分とは?

巷に溢れる育毛によいと言われる成分。その成分さえ摂っておけば、抜け毛を予防でき、さらに増毛まで期待できるという夢のような成分だが、本当のところはどうなのだろうか。今回はそんな「育毛成分」にスポットを当ててみよう。

まず、育毛にいそしむ御仁なら、誰もが一度は目にしたことのある「タンパク質&ミネラルの摂取」についてだ。

髪の毛の成分のほとんどはケラチンというタンパク質でできている。育毛の話題を扱う書籍やサイトは、必ず「タンパク質」を多く摂ることを勧めているのもそのためだ。タンパク質を多く含むのは、肉のほか、タマゴ、大豆などがある。

また、緑黄色野菜や海藻など、ビタミンB系やミネラルといった、人間の生命活動に必須の成分をきちんと摂るようにも勧めている。

が、である。同じような記述は、例えば「神経痛予防」であったり、「自律神経失調回復」であったり「アトピー性皮膚炎の予防」、はては「動悸・息切れ」「勃起不全」まで、さまざまな不調の改善で提案されているものなのだ。

つまり、これらの栄養素を欠かさず摂ることは、生活改善の基本であるということ。特に「育毛」に対し、悪くもないが、ピンポイントで効果があるというものでもない、ということだ。

ただ、「じゃあ、あまり気にすることはないな」と思うのは早計。育毛や発毛の努力が実るのは、健康な肉体という土壌があってこそなのだ。

では、ピンポイントで育毛に効く成分はないの? ということで、ここ最近、注目を集めているものを4つほど見てみたい。


○その1 プロペシア

まずは、「プロペシア」という、脱毛に効果があるという医薬品。米国の薬品会社が、ノコギリヤシの薬効成分『フィナステリド』に注目し開発した、男性脱毛症の治療薬だ。

国内では保健適用外の治療薬ながら、男性の抜け毛の主な原因である、悪玉男性ホルモンを減らす働きがあるということで注目を集めている。

もちろん医薬品なので、当然医師の処方箋が必要。また、ごく稀に、肝機能障害や勃起不全などの副作用が出る可能もあるとのことで、服用に関しては医師の処方が必須になる。

○その2 ミノキシジル

次に話題になっているのが、『ミノキシジル』という頭髪に直接付ける薬品。これ、元々は高血圧治療に使われていた薬で、前述のプロペシア同様、米国で脱毛治療薬としてきちんと認可さたものだ。

だがこのミノキシジル、実は“どうして”発毛するのかが、イマイチ分からないという不思議な薬品なのだ。

ミノキシジルを使った高血圧患者の一部に、薬の“副作用”として、毛髪が伸びたり、脱毛が改善したりすることがあり、この副作用を逆手にとって脱毛治療薬として発売されたものが、ミノキシジルなのだ。素人にはちょっと怖い気がする…。ちなみに、並行輸入などで手に入る錠剤形状の飲み薬を個人の判断で服用してはいけない。日本人にどんな副作用がでるか、分からないためだ。


○その3 バイオポリリン酸

次は医薬品ではないが、その効果に対し特許が与えられているという成分だ。それは『バイオポリリン酸』という成分。なんと日本国内で、「細胞増殖増促進剤およびそれを用いた細胞増殖方法」という名称で、特許を取っているという。

このバイオポリリン酸が含有されている製品は、現在では「薬用ポリピュアEX」という製品のみ。細胞増殖促進剤として、また育毛・増毛剤として正式に特許が取れているのは特筆に値する。

このバイオポリリン酸とは、発毛を促す特殊なタンパク質を、効果的に毛根に運ぶ「運び屋」なんだとか。命令を下す物質の「運び屋」を増やそう、という、一風変わったアプローチがこのバイオポリリン酸含有商品の特徴だ。

元々体内にある物質であるというバイオポリリン酸は副作用もほとんどないという。なので、医師の処方はおおげさだが、凡百の育毛剤よりひとつ飛び抜けたものが欲しい、という御仁にはいいのではないだろうか。

○その4 ミレットエキス

最後に、『ミレットエキス』という成分を紹介しよう。その元となるミレットはイネ科の植物で、髪の毛の主成分、ケラチンの合成を助ける成分が含まれているという。サプリとして入手が可能なので手軽に試せるのがいい。ただ、他のサプリ同様、即効性はない模様だ。

以上、話題の育毛成分を見てきたが、個人的に処方するのが難しい医薬より、特許を取っているポリリン酸療法+サプリ…というのが、心理的にハードルが低い印象だ。

さて次回は、やっぱり気になるのが「AGA(薄毛治療)」だ。最先端の医療現場からレポートをお届けする。

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