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安倍官邸に「増税先送り解散」決意させた野党大物の「不用意すぎるひと言」

[週刊大衆12月1日号]

安倍晋三首相が、衆議院解散に向け動き出した。
早ければ、11月17日に発表される7~9月の国民総生産(GDP)速報値を見て、来年10月実施予定の消費税10%への再増税先送りを決め、国民にその信を問うために衆院解散・総選挙を年内に行うというのが官邸のシナリオ。
11月中に解散すれば、公示は12月9日、21日投開票が有力視されているが、
「まさか、本当に解散するとは……」が政界関係者の一致した見解だという。

「絶えず解散の噂は流れていましたが、改造人事に着手したばかりなので、皆、来年9月の総裁選前まで解散はないだろうとタカをくくっていた。解散は首相の専権事項なので、こうなったからにはやるしかない」(自民党中堅議員)
公明党と支持母体の創価学会も臨戦態勢。与党が選挙に向けた"戦闘モード"に突入するなか、大慌てなのが野党議員たちだという。

「内閣改造直後の女性閣僚2人の辞任劇で、安倍政権は窮地に立たされました。逆に野党は久々の"イケイケモード"。ただ、安倍自民党に対する国民の不信感が高まっても、なぜか野党の支持率にはほとんど変化なし。自民党の受け皿として機能していないことが露呈したんです」(全国紙記者)
この"空気"を読めなかったのが、官房長官まで務めた野党の大物だという。
「民主党の枝野幸男幹事長ですよ。女性閣僚ダブル辞任で浮かれ、テレビに出演し、"(安倍政権の)問題点が浮き彫りになってきたので、早い解散はありがたい"と発言したんです。実は首相周辺が解散を決定したのは、この枝野発言がきっかけだと言われています」(前同)

選挙となれば資金と組織力のある与党が優勢。世論も「自民党はミソをつけたが、野党はどこも頼りなし」が最大公約数か。
「みんなの党は分裂でガタガタ。維新もかつての勢いを失い、大幅議席減が予想される。民主党は少し議席を増やすだろうが、うちは先の選挙で勝ちすぎましたから、ご祝儀当選の議員が減るくらいで、大勢に影響なし」(自民党関係者)
と、解散されて困るのはもっぱら野党のようなのだ。
「解散話を受けても、当の枝野幹事長は強気一辺倒。ただ、民主党内からは、"なぜ、あんな不用意なことを言ったんだ"の怨嗟の声が充満していますよ。枝野さんは選挙になっても地元は盤石のため、落選の心配はなし。だから、あんな能天気なことが言えるんでしょう」(前出・記者)

持ち歌は100曲超、永田町一の"美声の持ち主"とされる枝野幹事長。らしからぬ舌禍だった!?

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