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忽然と消えた中国サンゴ密漁船 総選挙前日に「尖閣来襲」の悪夢

[週刊大衆12月22日号]

9月に入ってから小笠原諸島近海に現れ、一時期は200隻を超えた中国のサンゴ密漁漁船団。
彼らは、日本のEEZ(排他的経済水域)や領海に侵入し、密漁という卑劣な行為に及んだ。だが、11月末になると潮が引くように、一気に密漁船は姿を消してしまった。
「安倍官邸は、法整備や再三にわたる抗議が功を奏したと胸を張り、総選挙前に有権者へのよいアピールになったと安堵しています」(全国紙政治部記者)

ところが、である。中国は次なる"ドス黒い一手"を画策しているという。
「総選挙の投開票日の前日に、尖閣諸島に大量の漁船団を送り込む、との情報が流れているんです」(通信社北京特派員)
投開票日は12月14日だから、その前日は13日。
「12月13日は、中国人なら子どもの頃から叩き込まれている"抗日記念日"。1937年のこの日は、中国政府が喧伝する南京大虐殺の日なんです。この日は、1年で反日感情が最も高まる日なんですよ」(前同)

2007年の12月13日には、反日教育の象徴でもある「南京大虐殺記念館」を、総工費4.78億元かけてリニューアルするなど、過去にも政府による反日感情の扇動が行われてきた。
「中国政府は今年から、この日を『南京大虐殺犠牲者国家追悼日』とし、国家公祭日にしました。そのためにも、"派手な反日キャンペーン"が必要なんですよ。こうした事情を抱える中国政府にとって、広く国民が知る釣魚島(中国での尖閣諸島の呼称)は、格好のターゲットでしょう」(全国紙外信部記者)
東シナ海に浮かぶ尖閣諸島は、日本固有の領土であるが、中国政府が不当に領有権を主張しているのは、周知のとおり。
「自国領と強弁し、中国政府は漁船や環境調査船を絶えず尖閣近海に展開させてきました。これは、"既成事実"の積み重ねという中国古来の戦術。要は"嘘も百回つけば……"ですね」(前同)

小笠原諸島近海のサンゴ密漁船を引き揚げさせて日本政府を安堵させ、その虚をついて"本丸"の尖閣に侵入――。かの孫子も納得の見事な謀略だが、中国政府には別の狙いもあるという。
「安倍政権へのダメージです。投開票日前日に尖閣に侵入すれば、有権者に"安倍政権では日中友好は不可能"というメッセージを送ることができる。そして、翌日の選挙結果に影響する可能性も否定できない」(永田町筋)
東シナ海、波高し!?

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