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「田中将大はダルビッシュより勝つ!」5つの決定的証拠 vol.01

[週刊大衆02月10日号]

【神の子】田中将大(25)がついに海を渡る――。

選んだのはピンストライプ。ヤンキースは7年総額1億5500万ドル(約161億円)を用意。これはメジャーの投手史上5番目の大型契約だ。
「球団の期待がそれだけ高い」(スポーツ紙記者)

かつてヤ軍に在籍、本塁打王を取ったこともあり、昨季は田中と同僚だったアンドリュー・ジョーンズは「本物」と活躍に太鼓判を押すが、はたして田中は、その期待に応えられるのか。

本誌は取材を進めるうち、現在、レンジャーズで活躍中で、田中と師弟関係にあるといわれる先輩、ダルビッシュ有(27)以上に、田中はメジャーで、大きく輝くという決定的証拠を得るに至った。

まず気になるのは「性格」。
これについて、完全に「メジャー向き」だと太鼓判を押すのは、大リーグ研究家の福島良一氏。
「負けず嫌いで、闘志剥き出しで相手に立ち向かい、ふてぶてしいマウンドさばきをする。ときにはガッツポーズをしたり、雄叫びをあげたり……。もちろん、メジャーで実績のない投手がマウンドであんなことをすると、必ず仕返しをされるでしょうが、ああいう闘志があること自体はプラス材料」

気持ちの面で負けていないとすれば、気になるのは、球威も含めた「投球術」。

野球評論家の橋本清氏によれば、田中の投球はここ数年で大きく変貌したという。
「かつての田中は、明らかに三振を取りに行く力のピッチングをしていたのですが、最近はスマートになってきましたね。ひと言で言えば勝てる投球。何がなんでも三振を取るのではなく、状況に応じて、打たせて取ったり、三振を奪ったり。明らかに野球のレベルが上がっていますね」

この田中の"変身"は明らかにメジャー移籍を見据えたものだ。

前出の福島氏は、田中の投球をダルビッシュと比較して、こう分析する。
「メジャーの奪三振王でもあるダルビッシュのほうが、ストレートとスライダーについては田中より上でしょう。ただ、ツーシームやカットボールのような打者の手元で変化するボールに関しては、田中はダルよりも上。これが、メジャーでは大きな武器になるんです」

特に素晴らしいのは、田中が、このところ多投しているSFF(スプリットフィンガーファストボール)。
元ロッテ監督のバレンタイン氏は「世界最高のSFF」と絶賛している。

また、コントロールもダルより田中に軍配が上がるという。
「ストレートとスライダーも、ダルより下回ると言っても、メジャーでトップクラスであることは間違いない。3つの球種がトップレベルという投手はめったにいるものではありません。だからこそ、入札にあれだけ多くのチームが参戦したのです」(福島氏)

いかに田中が素晴らしい球を持っていようが、試合での使用球も日本とは違うしマウンドも日本より固い。
こういう、まったく新しい環境に田中はすんなり馴染むことができるのか。「適応力」も気になるところ。

福島氏によれば、唯一の不安材料は、ここだという。
「メジャーの公式球に近いボールを使った昨年3月のWBCで、田中は思うようにボールをコントロールできず苦戦しています。適応できるかどうかは、正直なところ未知数です」

とはいえ、結論的に言えば「問題ないだろう」というのが福島氏の見立て。
「あのダルビッシュも1年目はメジャー球に慣れずに苦労しました。彼も田中と同じくWBCで打たれましたが、2年目からは克服しています。考えようによっては、WBCで問題点が明らかになったのは、かえってプラス材料。田中は年も若いですから、適応するのも早いと思います」

02月06日公開のvol.02につづく・・・。

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