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松井秀喜コーチが巨人軍に伝授「ゴジラ塾」5つの教え vol.02

[週刊大衆02月24日号]

一方、松井氏の後継者として期待がかかる大田泰示に指導する場面では、彼自身が学んだ恩師の長嶋茂雄・巨人軍終身名誉監督の面影が見られたという。
「ティーバッティングをしている大田の姿を見始めたときに、あれっと思いました。普通、ケージの後ろから見るんですが、松井は大田の体と相対する側にしゃがみ込んで見始めたんです。これは、長嶋さんが実践していた方法で、長嶋さんは"この角度から見ると新たな発見があるんだ"と言っていました」(スポーツ紙デスク)

松井氏の中には、メジャーでの教えだけでなく、やはりミスターの教えも息づいているのだ。
「松井が思い描く理想の指導者像は、長嶋さん以外にあり得ませんからね。その意味で、今回のキャンプ中、失敗するのをわかっていて人生初のノックに挑戦したのも、指導者として長嶋さんに近づきたいという思いからでしょう。長嶋さんはノックの名手で、ノックを通じて選手と対話していましたから」(前同)

長嶋監督時代、巨人軍のキャンプメニューには、必ずといっていいほど監督自身によるノック練習が含まれていた。
「そのこだわりは、監督時代の晩年、"みっともないノックは見せられない"と、密かに一人でノックを打つ練習をしていたほどです」(同)

長嶋流ということで言えば素振り練習も思い浮かぶが、こちらは、どうやら報道陣のいない宿舎内で"秘密特訓"を行っているようなのだ。
「岡崎二軍監督が、夜間に宿舎で行う若手の素振り練習を、ぜひ見にきてほしいと松井に打診していました。夜な夜な特訓しているのは間違いありません」(巨人担当記者)

松井氏の指導は具体的な練習ばかりではない。最も大きいのは、若手へのメンタル面での影響だろう。
「その点、松井は二軍選手とも会食の機会を持つなど積極的に動いていることもあり、若手のモチベーションアップは凄いですよ」(前同)

キャンプ前、松井氏は巨人首脳に「若手を重点的に指導したい」と話しており、原監督も彼に対して、若手の中でも特に3人の選手の指導を重点的にお願いしていた。
「大田、中井大介、宮國椋丞の3人です。いまは二軍ですが、将来の松井監督誕生の際には主力選手に育ってほしいという願いを込めてのことでしょう」(同)

実際、キャンプでは、この3人を中心的に指導し、効果は十分なようだ。
「宮國は松井のアドバイスを受けた翌日、さっそく効果が表れました。もっとも助言の内容というより、松井に見てもらったという自信が投球に反映されたようです」(同)

直接指導を受けた選手だけでなく、チーム全体に与えた精神面での影響も大きいという。
「若手からすれば、憧れのスーパースターですからね。直に接したというだけでも、有形無形の効果は計り知れないでしょう」(野球評論家・橋本清氏)

松井氏がキャンプに帯同するのは13日までだが、原監督が思わず、「ボランティアじゃ申し訳ない」と呟くほど、指導者として成果を残したのは間違いない。

今回のキャンプを見る限り、噂される巨人軍監督就任のための準備は、ほぼ万端だ。
"松井監督"の勇姿が見られる日は、着々と近づいている!

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