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第38回 韓国以上?中国レイプ犯罪の深刻さ

2014-12-24

歌舞伎町案内人 李小牧が暴く!日本人は知らない「中国ニュースの裏側」

聞くところによれば、韓国でレイプ犯罪が深刻らしい。人口10万人あたりの強姦事件数は、日本の1.1件に対して、韓国は13.5件(ちなみに最悪はオーストラリアの91.9件)だ。

ただ、わが中国も韓国のことをどうこう言えない。そもそも統計がないので、はっきりしたデータを示せないが、格差の広がりで社会にストレスがたまり、そのはけ口として強姦事件が確実に増えている。

最近、中国で目立つレイプ犯罪は2種類。1つは女子高生の援助交際がらみ、もう1つは出稼ぎ農民が加害者や被害者になるケースだ。

日本人が想像もできない金持ちがいる中国では当然、「援助交際」も頻繁に行われている。女子高生が「新鮮で若い」と大人気なのだ。ぜいたくな食事が原因で糖尿病になり、「若い子でないとムリ!」という金持ちオヤジもいる。だが、中にはカネを払わず無理やり……というケースもかなりあり、それが社会問題になっている。

出稼ぎ農民の強姦事件はもっと悲惨だ。先月、内モンゴル自治区に出稼ぎに来ていた28歳の男の死刑が執行された。この男はトイレの中にいた44歳の女性を襲い、反抗されたため、持っていた刀でめった切りにして、その後レイプ。女性が失血死すると、死体を浄化槽に放りこんで逃走した。

出稼ぎ農民たちが暮らす建設現場の宿舎は壁も薄く、プライバシーはほとんどない。ふだんストレスだらけの彼らは、夜な夜な別の部屋に忍び込み、ほかの出稼ぎ農民の妻を強姦する。中国でもこういったケースは「泣き寝入り」がほとんどなので、犯罪として摘発されることはほとんどない。

悲劇を防ぐいい方法がある。性風俗の合法化だ。中国では共産党がすべてのセックス産業を非合法化しているが、その存在を公式に認めて「需要」に見合う「供給」を提供すれば、「欲望の暴走」をかなり防ぐことができる。

性は人間と切っても切り離せない。もっとも人間的な街、歌舞伎町で26年間生き抜いた私だからできる提言だ。


李 小牧(リー・シャム) プロフィール
1960年8月27日
中国湖南省長沙市生まれ
バレエダンサー、文芸新聞記者、貿易会社などを経て、留学生として来日。東京モード学園に入学する。ファッションを勉強する傍ら、新宿・歌舞伎町に魅了され、「歌舞伎町案内人」として活動。ベストセラーとなった『歌舞伎町案内人』(角川書店)などを上梓し、執筆や講演活動を展開している。マスコミ登場多数。

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