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【幕末女傑烈伝】拷問されても口を割らず!桂小五郎の妻・木戸松子

2015年NHK大河ドラマ「花燃ゆ」のヒロインで、吉田松陰の妹・杉文。文はいま、激動の時代をしたたかに生き抜いた女性として注目されているが、彼女の他にも、幕末から明治維新にかけて逞しく生きた女傑たちがいる! 今回は、木戸松子の波瀾万丈ヒストリーを追う!!


木戸松子(1843~1886年)は若狭小浜藩士の家に生まれたが、幼い頃に一家は離散。彼女は9歳で舞妓となり、14歳で京都の花街・三本木の芸者になった。

笛と踊りがうまく、美人で機転もきいた彼女は売れっ子に。彼女が籍を置いていた「吉田屋」には、吉田松陰の門下生・桂小五郎(明治になって木戸孝允に改名)も通い、京都での活動の拠点にするようになる。桂と松子は愛人関係となり、桂の後輩の伊藤博文の働きかけで松子は桂に身請けされた。

ところが、1863年に起きた「8・18の政変」で、長州勢は会津・薩摩連合勢力の手により、京都から追放された。桂は京都に潜伏し、情報収集につとめた。松子は同志に秘密の手紙を届けたり、密会の手引きを引き受けたりした。

それが新撰組にばれ、捕らえられて壬生の屯所に連行された。襦袢1枚にされ、青竹で叩かれ、桂の潜伏先を吐くように責められた。しかし、彼女は口を割らなかった。明治2年、桂は明治政府の高官となり、松子もその夫人として東京で暮らした。こんな女性に惚れられた男は果報者だ。

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