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交通事故で死なないためのカンタン法則 目からウロコのドライバー心理学講座 vol.03

[週刊大衆01月27日号]

一方、運動神経のいい人は事故を起こしにくいと思われがちだが、これは誤解。
「車の運転は人、特に大脳前頭葉が動かすものであって、手足や運動器官の問題は関係ない」(長塚氏)

前出・千賀氏も、「早飯早食いのタイプと日報(運行報告書)に字を書きなぐるドライバーは、よく事故を起こします」として、せっかちな性格を、事故を起こしやすい性格の第一に挙げる。

トラック会社経営者にとって社員が事故を起こしやすいタイプかどうかの判断は、当然重要で、千賀氏は語る。
「まずチェックするのは履歴書の字です。楷書体で丁寧に書いていても、せっかちな人は必ず、どこか走り書きのような書体になっていますから」(前同)

トラックが事故を引き起こす場合、記事冒頭のような惨事になりかねないだけに、トラックドライバーの行動心理の分析は大事故防止にも繋がりそうだ。

『交通事故学』(新潮新書刊)の著者で、日本交通心理学会会長の石田敏郎早稲田大学教授が職業運転手の特性について、こう語る。
「トラック運転手が事故を起こす場合、ほとんどが考えごとをしていたと事故後に話しています。子供や家族、おカネや仕事などに悩んでいるケースが多い。"悩みごとは車を降りてから"とはよく言いますが、運転中は集中することが大事です」

このほか、休憩場所をどのSA(サービスエリア)にするかなど、事前に計画を立てることも重要で、"疲れたら休憩"という対処療法は正解ではなく、「行き当たりばったりだと、どこで休むかを考えるだけでストレスになります」(前同)

というから、一般ドライバーも参考にしたい。
「また、交差点を右折する際に、長いトラックの荷台に対向の直進車が接触する事故も目立ちます。急いでいると、つい無理な右折をしてしまう。時間と気持ちの余裕を持ったドライバーなら起こりません」(同)

ちょっとした注意で、サンデードライバーも、交通事故を防げるのだ。
皆さんも、次にハンドルを握るときは心がけよう!

01月26日公開のvol.04に続く・・・。

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