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【競馬データ予想】差し馬より先行タイプを狙う

[週刊大衆01月26日号]

データ予想 須田鷹雄
差し馬より先行タイプを狙う


日経新春杯というと40年近くが経っても語られるのがテンポイントの悲劇。当時は66・5キロという酷量が課せられていたが、いまのハンデ戦はそこまでの斤量をつけない。

05年以降、すべての平地ハンデ戦を通じてつけられた最も重いハンデは59・5キロで、いずれも小倉記念のメイショウカイドウにつけられたもの。60キロのハンデは95年8月以降つけられたことがなく、60キロを超えるとなると、中央にアングロアラブがあった頃まで遡(さかのぼ)る。

ハンデ差がつかなくなったからといって、出走馬相互の力量差が同じようになくなったわけではない。つまり、昔に比べて今のハンデ戦は「背負う馬」にとって有利な仕組みになっている。ローカルのハンデGⅢや牝馬限定戦などでは軽量馬が激走して穴をあけることもあるが、あまり格下タイプの軽ハンデ馬に期待しすぎないほうがいいだろう。

まして、重賞常連で軽ハンデという馬はそれだけ不振が続いている(ハンデは上がりやすいが下がりにくい)ということなので、かなり厳しい。

日経新春杯の過去10年を遡っても、1番人気馬は〔1324〕と勝ちきれていないものの複勝率は60%。2番人気が〔5104〕、3番人気が〔1315〕だから、3連複や3連単で上位人気馬総崩れを期待するのは難しい。
一昨年のカポーティスターのように人気薄馬が走ることもあるが、絡んでも1頭と考えておいたほうがいいだろう。

今回の想定馬で格上タイプというと◎タマモベストプレイが思い当たる。一時期は強い相手と戦って7着8着でぎりぎり賞金を持って帰るというレースが続いていたが、丹頂Sで格下相手に勝ったのが良いきっかけになったか、京都大賞典でも2着と好走することができた。

その京都大賞典ではラストインパクトと差のない競馬をしているし、積極的な位置取りのできる馬というのもプラス。
京都は前が止まらない展開も多く、差し馬に期待するよりは先行タイプのほうが買いやすい。


■須田鷹雄 プロフィール
1970年東京都生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。大学在学中に競馬ライターデビュー。競馬以外のギャンブルも含めた「旅打ち」をライフワークとし、国内の全公営競技場を踏破した経験を持つ。

【競馬データ予想】差し馬より先行タイプを狙う

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