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9月改造で発進!安倍首相「恐怖の大増税内閣」丸秘閣僚リスト vol.1

[週刊大衆09月02日号]

悲願の参院選大勝で、ねじれ国会も解消。安倍首相が長期政権に向けて、本格的に動き出した。
「就任以来、首相はアベノミクスに全精力を注いできました。それが一定の成果を収めつつあるいま、今後は財政再建を目的とした消費増税と社会保障費の値上げなど、“国民負担増”に向けて走り出そうとしています」(全国紙政治部デスク)

我々にとって一番の注目は、なんといっても消費増税。来年4月に予定されている税率8%への引き上げを実施するかどうかの決断リミットが、この秋に迫っている。
「消費増税はもちろんですが、始まったばかりのTPP(環太平洋経済連携協定)参加交渉も政権にとって難題です。また、中韓両国との間で小競り合いが続く尖閣・竹島問題もありますし、首相の決断の一つが国の命運を分けます」(前同)

就任以来、アベノミクスのご祝儀相場が続いた政権も、ここからが正念場。安倍首相は9月末に任期切れの党役員人事に合わせ、内閣改造を断行する見込みだ。新たな最強布陣で事に臨む腹を固めたようだが、その改造人事案に早くも疑問の声が上がっている。
「消費増税の急先鋒である麻生太郎財務相と、経済政策の司令塔である甘利明経済再生担当相、そして茂木敏充経産相は留任確実でしょう。彼ら3人が消費増税シフトを敷き、重要課題である財政規律確立に向け、一気に突き進むと思われます」(日本大学教授・岩井奉信氏)

現在、安倍首相は「消費増税はアベノミクス(景気浮揚)の障害物となる」と、迷っているように見える。だが、これは単なるポーズでしかない。“消費増税トリオ”留任が示すように、来年4月の増税は、もはや既定路線となっている。
「一つは消費増税による“景気腰折れ”リスク。もう一つは、増税は国際公約のため、見送りが引き起こす国債暴落のリスク。その両方が指摘されています。
とはいえ、ここで消費増税を見送れば今後、さらなる混乱は必至です。もはや後戻りできない首相の意思が、新内閣構想に表れていますよ」(前同)

なるほど、増税内閣まっしぐらというわけか。今回の人事で最大の注目は「石破茂幹事長の処遇問題」と、自民党中堅議員は次のように語る。
「参院選で応援演説に奔走し、自民圧勝の立役者となった石破さんは、幹事長留任を希望している。でも、首相は党のカネと実権を握るポストを続投させたくなくて、ほどほどの閣僚に動かしたいはず」
そこで石破氏に浮上しているのが、TPP参加交渉問題を抱える農水大臣へのサプライズ人事だという。
「党内にはTPP反対議員が240人もいて、全然まとまっていない。安倍首相は気合十分ですが、農水大臣は地元選挙区からも党内からも間違いなく反発されます。農水族を自認し、TPP推進派の大物・石破氏を配置させることで、“汚れ役”を押しつけられるわけですよ」(前出・デスク)

この“石破封じ”を促進させているのが、いまや“影の総理”とも呼ばれている菅義偉官房長官。政権の中で最も安倍首相の信頼が厚く、留任は決定的。
「安倍首相の右腕として毎日、官邸で改造人事について話し合っています。菅氏は官房長官としての危機管理能力はもちろん、党内のパワーバランスや勢力図の把握にも長けている。“菅のひと声で閣僚入りが決まる”とも揶揄されているほどです」(自民党政策秘書)

これら留任組を横目に、安倍首相のメガネにかなわず、閣外に去る大臣も多い。
昨年12月の政権発足時、“安倍ガールズ”として脚光を浴びた稲田朋美行政改革相と、森まさこ少子化担当相の2人は更迭が確実。
政治ジャーナリストの角谷浩一氏が言う。
「稲田氏は靖国神社参拝を強行するようですね。総理が行かないことを明言しているので、明らかに閣内不一致ですよ。大臣としての最後の思い出づくりのつもりかもしれませんが、閣僚が総理とまったく違う方向で動くことは大問題です」
一方の森まさこ少子化担当相は、参院2期目での大臣抜擢に浮かれていたが、実績はゼロに等しい。

代わって“新安倍ガールズ”として登場しそうなのが3人。首相が以前から能力を高く評価している小渕優子衆院議員、参院選でトップ当選を果たした丸川珠代参院議員、さらには小池百合子・元防衛相の名も。
「小渕氏は演説もうまく、党内では小泉進次郎氏に次ぐ人気者。安倍首相も彼女を高く買っており、念願の厚労相ポストが有力と囁かれています」(政治評論家・有馬晴海氏)

対する丸川氏が狙うポストは、激しいオンナの争いが繰り広げられそうだ。
「石原伸晃環境相の後任が有力。石原氏は門外漢の環境大臣に、まったくのお手上げ。しかも、福島第1原発周辺の手抜き除染問題が報じられた日、ゴルフに興じていた事実まで発覚し、完全に政権の足手まといです」(民放局政治部記者)

8月29日公開のvol.2に続く・・・

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