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第43回 中国人は「イスラム国」の日本人人質事件をどう見たか?


「イスラム国」の人質になっていた日本人ジャーナリストの後藤健二さんが無惨にも殺害されたニュースは、中国でも大きなニュースとして伝えられている。尖閣諸島をめぐるイザコザが起きて以来、日本関連のニュースの取り扱いには慎重だったあの国営のCCTV(中国中央電視台)が、北京の日本大使館前で急きょリポートをしたくらいだ。

ただ、この人質事件を中国人に向けて最も早く発信したのはこの私。イスラム国が72時間の期限を設けて日本政府を脅した時、いち早く中国版ツイッターの微博(ウェイボー)で発信したら、何と154万人に読まれた。

中国人は戦争で苦しむ女性や子供、老人など弱い立場の人々のため、危険を恐れず活動した後藤さんを評価している。もちろん「目立ちたいだけじゃないのか?」という意地悪な意見もある。しかし、何より彼が最後の瞬間まで尊厳を失わなかったことが、中国人を感動させている。

ただ、中国人が強く関心を持つのは、彼らにとってもこのニュースは他人事ではないからだ。

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