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全国47都道府県別ニッポンの「叩き上げ創業者」100人 vol.9

[週刊大衆1月7日・14日合併号]

企業の社名には創業者の「思想」や「夢」「情熱」が込められている。

2013年、長年の改築を終え、歌舞伎座をオープンさせる松竹の場合、劇場売店を営む家に生まれた大谷竹次郎と双子の兄・白井松次郎の両者の頭文字から命名された。

カルビーは、健康に役立つ商品づくりを目指す企業として"カル"シウムとビタミン"B(ビー)"から名づけられた。

サンスターは歯を磨く余裕もない時代に会社を興したので「朝晩、歯を磨こう」という願いも込めて、太陽(朝)と星(晩)から命名。

変わったところではグンゼ。漢字で書くと"郡是"だが、京都府何鹿郡蚕糸業組合を母体に、「郡発展の礎・方針」になるように、との創業者・波多野鶴吉の願いが込められている。

水産商品大手のカネテツデリカフーズの社名は、創業者村上鉄雄と妻・カナメから付けられた。美しい愛情が感じられる。

崎陽軒は創業者・久保久行が長崎出身で、長崎の漢文風美称である崎陽を店名とした。

ドラマチックなのは、イカリソース。創業者・木村幸次郎の乗った客船が船火事を起こし、妻子ある友人に自分の救命袋を渡し、木村は海中へ飛び込んだ。その際、救命ランチの錨綱に掴まって、九死に一生を得たという。命の恩人ともいうべきイカリを忘れることのないように、社名とシンボルにしたという。

1月13日公開のvol.10に続く・・・。

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