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橋下徹の大逆襲!国政出馬までの「天下獲りマル秘行程表」 vol.1

[週刊大衆1月21日号]

《王になるべき男 橋下大阪市長》
そう題した記事を世界に向けて発信したのは、『ウォール・ストリート・ジャーナル』(2012年5月3日付)だった。

「少々、古い記事ではありますが、まさにいまの時勢を的確に予測しています。実際、先の衆院選(2012年12月16日投開票)では橋下徹氏率いる日本維新の会が国政初挑戦で54議席を獲得。当初の"200議席を目指す"との目標には遥かに及びませんでしたが、それでも衆院第3勢力に。今後の展開次第では、天下獲りも夢ではありません」(全国紙政治部デスク)

もっとも、橋下氏本人は、この結果に不満顔で、「"もっと議席を獲れたはずだ、いや獲らなければならない"という思いが強かったようです」(前同)

その決意は「まだ戦っている」という橋下氏の発言に表われており、先の衆院選を天下獲りの第1ステップとし、ファイティングポーズを取り続け、はや、次に向けて動き始めた。
「衆院選の翌日には、7月の参院選への自身の出馬を"明言"。陣頭に立ち、一気呵成の天下獲り大勝負に出るとの宣言です。自ら出馬となれば、一大維新旋風が吹き荒れるのは必至。参院を制すれば、トップへの道は一気に開けることになります」(同)

衆院選で野党第1党となった民主党の57議席に肉薄した橋下維新。夏の参院選で橋下氏出馬となれば、比例区はいうまでもなく、各選挙区での怒濤の席巻劇も、夢ではない。その参院、衆院選で安倍晋三総裁率いる自民党が大勝(全480議席中294議席獲得)したとはいえ、ねじれ(野党・民主党が第1党)はそのまま。自公与党が、いずれ議会運営で躓くのは目に見えている。
「安倍新首相にとっては、それを解消する一大決戦が今夏の参院選です。とはいえ、自公が過半数を獲れず、一方、橋下維新が一大橋頭堡を築くことができれば、キャスティングボートを握り、永田町での"比重"は、限りなく大きくなります」(日本維新の会関係者)

当然、安倍自民党は政権維持のために維新との"連立"工作に走るだろう。
「閣僚ポストの提供はいうまでもなく、場合によっては社会党(当時)の村山富市氏を担ぎ出して政権延命を図ったときと同様、安倍自民党が橋下氏をトップに担ぎ上げることも、十分に考えられます」(前同)

政治評論家の有馬晴海氏がいう。
「いま、橋下氏は、その天下獲り戦略に沿って動いています。まずは、参院選で自民党に次ぐ第2党の座を確保。参院のねじれ状態をさらに広げ、自公与党に強烈な圧力をかけるのが、現在の橋下維新の絶対目標です」

それに従い、具体的な動きにも入った。第一手が、自身の参院選出馬にあたって大きな障害となっている、公職選挙法の首長と国会議員の兼職禁止規定改定案を、今月開催される通常国会に提出することだ。
「たとえ同改正案が通らなくとも、橋下氏は来る参院選には100%出るはずです。むしろ通らないことを奇貨として、"国会が悪い!国から変えねば!!"と大義名分を得るきっかけにするでしょう」(在阪の記者)

今回も、同改正案が通らなければ「出ない」との橋下氏の言葉は、到底、鵜呑みにはできないという。橋下氏の「首相への行程表」は、さらに続く。
「日本維新の会はこれまで石原慎太郎氏が代表で、橋下氏が代表代行でした。それを衆院選後、橋下氏を共同代表に"格上げ"。名実ともに、夏の参院選に向けて橋下氏の発信力を高める目論見です」(前同)

そして、ここにはもう一つの狙いがあるという。
「時流を読むことにかけては天才的な橋下氏。いまや、維新の会の"獅子身中の虫"となった石原氏を斬り、本来の橋下維新グループのみで勝負に出るタイミングを見計らっているというんです」(前出・維新関係者)

先の衆院選では、直前に石原・太陽の党と合流。結果、橋下維新は、それまで掲げていた看板政策の脱原発も"フェードアウト"。
「それまではブレないことで有権者の支持を得ていた橋下氏が、太陽の党と合流して以降はブレまくり。当初、橋下維新は衆院選で100議席獲得は確実と見られていたんですが、54議席までしか伸びなかったのは、橋下氏が石原氏と組むという"間違った選択"をした結果だというのが多くの見方です」(同)

1月15日公開のvol.2に続く・・・。

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